いがらしみきお / 双葉社 (2件のレビュー)
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総合評価:
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鹿鱈睦馬
このレビューはネタバレを含みます
強烈な読後感がある。 どちらかというと厭世気味。もちろん生きることの美しさや小さな奇跡も描かれているが、この短編集の特異さは、救いようがない生老病死の業をそのまま描くような話が点在しているところにある。 それらが持つ生の苦しみが、他の希望を残す話さえも覆ってしまう重さがある。 鬱気味のときは読んではダメだが、元気なときは読むべき作品。
投稿日:2025.05.25
hasema
山田風太郎の「人間臨終図鑑」にヒントを得て、いがらしみきおが、架空の無名の20人の一生を8ページで描く。 「私が生まれる前に、私と会うこともなく死んでしまった人は、いったい何人ぐらいいるのだろうと思…ったことがあります。これもまた調べてみると、大体1080億人らしい。」 「その1000億人には1000億人の人生があったわけで、私の人生を『1』と考えると、とんでもないことです。」 架空だからこそ、たった8ページに何を選びどう描くか、いがらしみきおの視点が明確になり、いがらしみきおのリアリティが出現する。 いがらみきおという人間の一生図鑑だと思って読んだ。 続きを読む
投稿日:2025.03.17
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