村山由佳 / 集英社文庫 (113件のレビュー)
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ぱにえ
トレンディな文体に少し照れてしまったけどスイスイ読める。色んな形の恋愛を肯定してくれていて嬉しかった。
投稿日:2024.11.26
yu
すごく読みやすくてあっという間に読み終わった! 共感できるようなできないような。主人公の涯が近くにいたらなんか魅力的で好きになりそう。笑 「僕らはやがて、どちらからともなく腕をまわし合い、1度だけ、ぎ…こちないキスをかわした。この国で育った僕らは友だちのキスなんてものを知らないし、ましてやそれは恋人同士のキスとも違っていた気がするけれど、少なくともあの時の感情にはいちばん相応しかったと思う。」この文章がめっちゃ好き。恋人同士でもなくただの幼なじみなんだけど、この時は2人ともそれがいちばんふさわしかったってなんかすごくしっくりきた。続きを読む
投稿日:2024.05.09
多汗症
登場人物の喋り方がずっと気になったし浅葱をうさぎって呼ぶのが意味わかんなかったけど面白かった 女の子って分からんなあ、って思った
投稿日:2024.04.13
山賊パスタ
酸っぱさメインの甘酸っぱさってところか。 崖とうさぎがこのあとどうなるか分からないけど、どうにもならないような気もしないでもなく。いろんなことが未解決で靄に包まれたまま終わっていく。青少年の恋愛小説の…鑑のような(笑) シチュエーション的に、映画『ロイヤルホテル』を思い出しました。続きを読む
投稿日:2024.02.17
reno
「放蕩記」を読んだのが、この著者の本の初体験。僅か数か月前のこと。 それから著者に興味を抱き、書店で手に取って買い求めた2冊目が本書だった。 読み始めて暫くの前半部はすいすい楽しく読み進められた。もう…かれこれ40年以上も昔の自分自身と重ねられるほどの「没入」間には浸れぬまでも、主人公を含めた登場人物全ての描写に体温が感ぜられ、物語の進行に心地よく身を委ねることが出来た。 しかし中盤以降から若干様子が変わる。正直、前半ほどの感情移入が難しくなる。要するに、物語が徐々に嘘くさく感じられ始めてしまって。 主人公と同じ年代だった40数年前に読んだら、もう少し素直に最後まで読むことを楽しめ、共感することも出来たのだろうか。続きを読む
投稿日:2023.12.02
つきこ
このレビューはネタバレを含みます
婦人公論での記事を読んで彼女に興味を持ち、図書館で借りてみた。一番古い作品らしく自分が彼女に持ったイメージとは随分違った。最近の作品とは違うのかな。 モノローグを文章にしたようで自分には心地よく読みやすく、あっという間に読みきった。グイグイ引き込まれ読了後は爽快感さえ感じた。主人公が男の子でなぜ?と思ったけど、『大人の女性まりこさん』とその対局の『子供(?)の女性うさぎ』を描くための拡大鏡として主人公が男の子なのかなと思った。 奇しくも舞台は吉祥寺。前回読んだ『火花』と比較すると面白い。どちらも青春群像劇で、登場人物の年齢もそれほど違わない。でもちょっと、分断というと強すぎるけど、なんというか、違いというか、歩みの違う青年達が、クロスすることのないであろう人々が、同じ吉祥寺という場所に生きているんだっていうのが現実ぽいなとおもった。
投稿日:2023.08.29
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