キム・ヒョウン, 万木森玲 / 岩崎書店 (15件のレビュー)
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hifumi1232001jp
地下鉄に乗っている間は、会社員とお父さんの間、受験生と疲れて眠たい子供の間、海人さんと祖母の間、小さい子の母と母を頼りたい娘の間、軍人生活と休暇の間などなど、移動に加え各自に変身の時間を与える空間に思…えました。だからといって2つ以上の役割がなく変身の必要もなさそうな人が乗ってきたとしてもどこへでも連れて行く懐の深さもありました。続きを読む
投稿日:2025.02.08
ehondake
地下鉄の一人称で話が進んでいく。それだけなら同じような作例はいくつもあるだろう。しかし、この作品がそれらと違うのは、語り手が地下鉄というだけで、描かれるのは徹頭徹尾日常であるということだと思う。地下鉄…に乗っているのは、現実の世界に生きるリアルな人々だ。それは、韓国でも日本でも大きな違いはない。恐らく世界中、同じだろう。公共の交通機関があるなら、どこでも共感されるのではないか。絵も癖がなく、誰にも受け入れやすそう。 タイトルが出るまで何ページかを要するのは、映画的だ。だからだろうか、短編映画を見たような感触がある。続きを読む
投稿日:2024.12.15
pafu5737
ソウルの街の何処にでもいる人達をずっと優しく見守っている地下鉄。 ソウルの街の様子が行ったことがなくても浮かんでくる。 ひとりひとり大切な日々を地下鉄は包みこんで走っている。 ひとりひとりの人生を見守…っている。 絵もとっても温かくてホッコリする。 何度でも読み返したくなる絵本だ。 子どもより大人が読んで癒される絵本だ。続きを読む
投稿日:2024.11.09
まてい
韓国映画を観ているかのような(久しく観ていないが) 落ち着いた、穏やかな空気が流れている。 抑揚とか起承転結があるわけではないので好みは分かれるかもしれない 私はすごい好きだけど、読み聞かせだと「だ…から何?」みたいな雰囲気になっちゃうのかな… 別に作品の全てに分かりやすい主張がないといけないなんてことはないと思う。続きを読む
投稿日:2024.10.05
たまネコ♪
地下鉄さんの1人語り。 乗客を見守っている。 地下を走っている時、地上を走っている時、 色彩が変わって美しい。
投稿日:2024.08.16
ありママ
第71回産経児童出版文化賞 翻訳作品賞 世界イラストアワード(2021年) NYタイムズ紙「ベスト絵本」2021 英ガーディアン紙「ベスト絵本2022 韓国出版人会議優秀図書賞(2017年) 第3回ロ…ッテ出版文化大賞(2020年) 電車の中には色々な人がいて、全く違う人生を歩み、それぞれが違う状況で乗車している。 そんなことを考えてふと電車の中を見回した時に、不思議な感覚になったことが何度かあります。絵本の中では乗客の何人かが詳しく紹介され、よりリアルに一人一人に日常があるのだと感じました。 地下鉄の特別でないいつもの車内の様子が控えめな配色で描かれ、読者にとっては実に見慣れた光景だと思います。 韓国の絵本だけれど、日本の車内と何の変わりもないです。(物売りは出てきますが) 電車好きさん向けの絵本というよりは、みんなそれぞれ色々あるんだよね!と他者を尊重する機会になりそうな絵本です。続きを読む
投稿日:2024.08.11
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