赤松りかこ / 新潮社 (9件のレビュー)
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643096
表紙とプロフィールで手にしたけど 想像を絶する・・・以上の衝撃で なんてこったい! 最後も最後で・・・
投稿日:2025.06.03
ketket
読者に意味がわからないように書いている、としか理解しようかないほど難解な文章で、苦行そのものでした。正直理解できたとは思えない。 自然の中で野生を取り戻した犬と、自然の中で弱くなっていく飼い主との関係…性の逆転、といったことを話の軸にしている、ということは一応わかったつもりですが、だから何?そこから何を示唆したいの?は全く意味不明で、これは個人の読解力のせいにできるレベルではないと思います。続きを読む
投稿日:2025.05.21
加糖 紅茶
表紙が好みだったので読了。 躾られてしまった犬や俗物に塗れたシャーマンといった本来の姿から社会の望む姿に押し込められていくことの寂しさやその過程で失ってしまったものについてをテーマに作られている本だっ…た。 時間をかけて家畜化されていく我々はこれから先何を失い何を感じなくなっていくのだろうと読んでいるこちらとしてもいたたまれない気持ちになった。続きを読む
投稿日:2025.03.29
ANZU
元馬の調教師だった男が飼い始めた犬グレースはナゾの病にかかり、獣医のオリーブ先生は原因究明の為全力を尽くす。男とグレースの遭難時の様子が生々しくそこでの主従の逆転、生き延びるためにグレースの獲物をハイ…エナのように狙う男の姿が恐ろしくもあった。『シャーマンと爆弾男』も表現の仕方が独特で難しかった。続きを読む
投稿日:2025.02.20
miyous
書評が分かりにくいのは自分には理解できないと読んで思った 最後までわからないし描写も詳しく書いていないのでダメな作品だった
投稿日:2024.11.16
ぽんきち
表題作と「シャーマンと爆弾男」(第55回新潮新人賞)を収める。 「グレイスは死んだのか」 黒毛のレトリーバーの雌、グレイスは死にかけている。検査結果からは大きな異状は認められず、病気の徴候もない。 …犬は健康体だ。だが、確かに死にかけている。 犬の飼い主は、元々馬の調教師で、どこか暴力的な男である。 「躾と調教は違う」というのが持論で、馬を扱う時も手荒な真似を厭わなかった。 もちろん、グレイスも小さいころから暴力を伴う訓練を施された犬だった。飼い主には絶対服従のはずだった。 だが、彼女の診察をする獣医師はある時、面会に来た飼い主とグレイスの意外な姿を目にする。 飼い主はグレイスとともに、深い山で遭難し、長い間彷徨した後に助かったことがあった。 その時の体験を、彼はぽつりぽつりと語り始める・・・。 深い山、手つかずの自然というのは、人里の常識が通用しない場所である。 そこで、命をつなぐか失うかという瀬戸際に立った時、1個の人と1個の獣の間に何が起こるか。その時、露わになるのは、互いのナマの力関係である。ひりひりした緊迫感は、恐怖も引き起こすが、一方、どこか陶酔も誘う。それこそが紛れもない、「生」の手ごたえであるからだ。 著者の筆は、その緊迫を力強く描きだす。ところどころ若干のわかりにくさはあるが、強い牽引力で読者を異界へと引きずり込む奇譚。 もう一作の「シャーマンと爆弾男」。 南米のシャーマン伝説に囚われる母子と、かつて革命を企てたホームレスの人生が交錯する。都会の風景の上にスピリチュアルな世界を重ね合わせる視点は意外に斬新だが、全体としては訴えるものがわかりにくいように感じる。続きを読む
投稿日:2024.10.28
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