【感想】謎解きはダブルキャストで

ひずき優, 三池ろむこ / 集英社オレンジ文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • robin1101

    robin1101

    Amazonの紹介より
    推しと同居と謎めく事件と!? トラブルだらけの演劇ミステリー!
    演技の実力は確かながら、ブレイクしないまま大人になった子役出身の俳優・粋にようやくチャンスが巡ってきた。旬の若手俳優・夏流と人気アイドル・花音が主演を務める舞台のオーディションでメインキャストの座を射止めたのだ。
    ここで名前を売って見せる! と意気込み臨んだ顔合わせ。主役の夏流はなぜか粋を睨みつけてきた上に台本読みでも態度が悪く、たまらず怒った結果、雰囲気は最悪なものに。憂さ晴らしに役者仲間と飲んで潰れ――目が覚めたら、そこは広々とした高級マンション。鏡に映るのは、見慣れた塩顔ではなく、彫りが深く整った夏流の顔。どういうわけか二人は入れ替わってしまったのだ! しかもそこに花音が死んだという報せが舞い込み…!?



    色んなジャンルの要素を盛り込んだ作品でした。一応演劇ミステリーということで、前面に出していますが、そんなにミステリー色があるわけではなく、2人の奮闘劇として楽しめばよいかなと思いました。

    また、様々な角度からによって、印象は変わるかもしれません。
    ファンタジー小説で読むと、2人が入れ替わったことによって巻き起こるドタバタ演劇奮闘劇。

    ミステリー小説で読むと、幼馴染が謎の自殺を遂げるが、前日に粋のところに携帯の連絡が。果たして真相は?

    BL小説で読むと、匂わせではありますが、人気急上昇中の俳優と子役出身の俳優が入れ替わってしまった。お互い反発し合っていたものの、演劇を通して、お互い仲良くなっていくストーリー。

    といった具合に部分部分に着目すると、色んなジャンルに分類できるので、様々な方が楽しめるのかなと思いました。
    その分、ジャンルに特化していないので、あまり深堀りされていない印象でした。

    自分は演劇ミステリーということで、読んだのですが、そんなに謎の死を取り上げているわけではなく、2人がある作品に打ち込もうと奔走する物語になっていたので、謎の死は特にいらなくてもよかったのではと思ってしまいました。後々、物語の展開に響いていくのですが、ちょっとしたアクシデントに変換しても良いのかなとも思ってしまいました。

    ラノベっぽい雰囲気で、入れ替わりや謎の死、舞台でのハプニングなどあらゆる想定外な事が次々と起こったので、きづけばあっという間に読んでいました。

    入れ替わったことによって、わかってくる周囲からみた「自分」と本当の「自分」。段々と理解し合っていく過程にほっこりとしました。このあたりと表紙の感じがなんとなくBLの匂わせ要素だったかもしれません。

    2人が演劇を通じて、どう化けていくのか。今後が気になるところでした。
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    投稿日:2024.03.26

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