【感想】鬼時短―電通で「残業60%減、成果はアップ」を実現した8鉄則

小柳はじめ / 東洋経済新報社
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
2
1
4
2
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • eisaku0330

    eisaku0330

    2025/04/28「鬼時短」小柳はじめ(電通労働環境改革本部室長)
    1.電通の時短への取組理由は①新入社員の自死事件も勿論景気であるが、加えて②電通の超長時間労働が時代・社会と合わなくなっているというトップの強い問題意識による。
    2.Data「日本の生産年齢人口」
    1995年   2020年   2040年
    8,726万人 7,509万人 5,978万人
    3.「成長機会」を求める
    「長時間労働はカッコ悪く、人材が寄りつかない」(中央官僚も同じ)
    4.「経営者の思い」だけが組織を、社員を動かす
    日本の現場は治外法権→トップの本気の思いだけが変えられる
    特に現場を実質仕切っている「お局」
    5.業務の分析 1オペ→5工程→分析と対策
    飛び道具も必要 RPA(Robotic Process Automation)
    ミスの是認 →①Fail Safe ②Fool Proof ミスでも安全
    6.上からの「抽象的な話・指示」は受け入れられない
    具体的な、小さなステップに小分けにして
    成功体験を積み上げていく
    7.コンプライアンス偏重の重責 2000年―
    続きを読む

    投稿日:2025.04.28

  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    時短は会社が社員に強いている無駄をなくすこと
    というのは本当にそのとおりなのだが、
    イマイチわかっていない人が多いと思う。
    社員の無駄を社員の尻を叩いてなくそうとする
    人も多い。

    電通との案件は複数経験しているが
    真夜中でも平気で電話してくるし
    こちらが連絡をとりたくても
    「こんな小さいのじゃないもっと大きい案件をやってるんだ」
    と連絡を無視するしで
    自分たちが定時で終わって発注先にあとはよろしく
    では済まないんだ!なんてプライドがある人とは
    残念ながら仕事をした覚えがない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2025.03.03

  • shoin21

    shoin21

    トップが責任もってリードして進めることは、理解している。
    そうでない組織は?何も実現出来ない?皮肉を込めた書き方などは、本書で言う全て肯定と矛盾が生じていると感じた。
    ただ、言わんとすことは理解できる続きを読む

    投稿日:2025.02.04

  • kimkatsu00

    kimkatsu00

    仕事を早く終わらせるテクニックが書いてあると思って読んだら全くの期待ハズレでしょう。
    ブラック企業が排除される時代、経営の重要課題として時短が求められており、経営者自身がその課題を達成するための具体的な方法が電通という巨大企業の事例を通して書かれています。
    読む人を選ぶ本だと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2024.10.30

  • さち

    さち

    まさに自分が管理職として直面している課題で、とても参考になるアドバイスが多く得られた。ムダな業務を現場にリストアップさせてはいけない、時短改革を時短してはいけない、など。つまりトップが現場に丸投げしていることが、非効率業務や長時間労働の原因。働き方改革ではなく、働かせ方改革にする。そのために、トップが現場の主をどう巻き込むかの具体例も書かれていて、とても良かった。続きを読む

    投稿日:2024.09.07

  • あかた

    あかた

    あの電通での事件から労働環境改革を行なった元電通著者による働かせ方改革。
    タテマエや上からの押し付けでは動かない、現場が抵抗する本当の理由を知る、現場をすべて肯定し、トラブルは自分(経営者)が全て引き取る覚悟をもつ、改革の価値を語らず結果で納得してもらうこと。
    言うだけでなく自分から現場に飛び込んで納得してもらうことは言う以上に大変なこと。
    159冊目読了。
    続きを読む

    投稿日:2024.08.03

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

セーフサーチ

  • アダルト(性表現・暴力表現)

  • グラビア

  • ボーイズラブジャンル

  • ティーンズラブジャンル

ONにしたコンテンツはトップや検索結果で表示されません

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。