司馬遼太郎 / 角川文庫 (256件のレビュー)
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みや
15編が並ぶ一冊。 気になる話から読んでみると楽しかった。 司馬遼太郎がかく沖田はいつも魅力的だと感じた。 飄々としているのに、心配りができるように書かれていてとても良い。 京都の新撰組の様子が書…かれていて、刀にまつわる話や浪士目線の話は、燃えよ剣のスピンオフのようで読んでいて楽しかった。続きを読む
投稿日:2025.02.25
いのえり
新選組隊士を主人公とした短編集。 架空の登場人物もいるようなので、スピンオフとして楽しむのにちょうどいいと思う。 有名どころ以外の隊士の史実にも興味が湧いたので、今後も色々な小説や史実を通して新選組を…深掘りしていきたいと思った。 続きを読む
投稿日:2025.02.17
にわか
燃えよ剣の副読本に!という意味で読みました。隊員から目線だからなのか、燃えよ剣とはちょっと違う土方像が楽しめる。こちらも読むことで、新撰組も土方も立体的に見えてきます。燃えよ剣とはセットで読むべき!
投稿日:2025.01.13
千華
新選組に嵌まった高校生時代、最初に手に取ったのは子母澤寛氏の「新選組始末記」、次に読んだのが「新選組血風録」でした。 個人的には「燃えよ剣」で土方歳三にどハマリする前にこの本に出会えて、幸せだったと思…います。 多くの有名無名の隊士たちの人間臭い生き様に共感すると共に、時代の波に翻弄された新選組の残酷さ、人の命の儚さに胸が熱くなります。続きを読む
投稿日:2024.11.10
NSFM
司馬遼太郎さん著「新撰組血風録」 新撰組の隊士の小咄が15篇綴られた短編集。どの篇も50頁位でまとめられており非常に読みやすい。 15篇とも物語の主人公が違い、各々の隊士が見事に個性的で魅力的。幕末…の大争乱の中で各々が新撰組隊士としての生き様、死に様をみせる。 沖田総司の淡く儚い恋譚や惣三郎の男色譚もあったが、それも特徴的なその時代背景の一つの色だと感じる。 この作品の全体の特徴として隊士達の日常が生身の様に描かれており、どれも到って素朴なエピソードである。 その素朴さが反って斬って斬られての新撰組の血生臭さをより引き立てている様に感じる。 なるほど、タイトルの血風録とはお見事としか言い様がない。 驚くのが著者が「燃えよ剣」と同時期にこの短編集を書き上げているということ。 「燃えよ剣」は土方歳三を主軸に描いた長編作品であり、それ以外の作者が描きたかった話はこちらの「血風録」の方に納めて発表されたのだろうか? どうであれどちらも素晴らしかったという事には変わりはない。 読後に調べていたら67年に司馬遼太郎さんと子母沢寛さんの対談の記事を見つけた。その時司馬さんが「子母沢先生の『新撰組始末記』がどうしても越えられない」と仰ったとか。 先日読み終えた浅田次郎さん「壬生義士伝」で初めて知った「子母沢寛」という人物。ますます興味を惹かれている。 新撰組系の第一人者はきっと子母沢氏なのだろうと感じざるをえない。 いつかその皆が認める「新撰組始末記」を必ず自分の眼で読んで感じてみたいという決意が芽生えている。 続きを読む
投稿日:2024.10.09
yappinkun
維新動乱時であるため、由緒ある武士、武将ではなく、百姓、町人、貧乏している素浪人、身分の低い郷士などが、歴史の主役、檜舞台へと次々と登場してくる。まさに新撰組も、維新動乱時の象徴的、宿命的存在であった…。 本作は、新撰組の知られざる無名の平隊士から、近藤、土方、沖田らを、資料と独自の史観に基づき書き上げた15篇の短編集である。 新撰組を描いた作品のなかでも、名作中の名作と言っで良いでしょう。続きを読む
投稿日:2024.08.18
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