【感想】なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか “ゆるい職場”時代の人材育成の科学

古屋星斗 / 日本経済新聞出版
(26件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • aya00226

    aya00226

    このレビューはネタバレを含みます

    若手の考え方の多様化と職場環境の変化によって、従来の常識が通用しなくなった。
    世代、とはマジックワード。Z世代はいない。二極化しているだけ。中間回答が減った。
    職場が緩くて辞めたい、という若者が存在している。残業が減って有休が取れて居心地が良くても辞める人が多い。=会社に不満はないけど不安はある。
    人手不足でOJTの機会が減っている。放置型に。

    若者雇用促進法=職場環境の開示を努力義務とした。以降、毎年職場環境の改善が行われている。

    自らの成長が期待できる職場、が好まれる。
    きつい職場とゆるい職場の両方で離職率が高い。

    心理的安全性=ありのままを受け入れる、とキャリア安全性=何者かになれる、の両方が必要。

    職場を横断するコミュニティ。社外活動が活性化している企業。認めてくれる企業。
    20%ルール=20%は別の仕事をする。
    褒めるだけでなくフィードバックする。

    潰れそうになったら辞めればいい、と小さな会社に就職する若者がいる。
    飲食チェーンで、若手だけで運営する店舗で育成する。
    働き方改革だけでは不十分だった。
    質的負荷の高い仕事を、プレッシャーなく与えるか。

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    投稿日:2024.06.07

  • ぐぐぅ

    ぐぐぅ

    ドラマ「不適切にも程がある」なんか観て、時代の急激な変化というか、職場での最近のやりにくさを改めて感じさせられた。若手というか若者の指導にあたる身として気分は若いつもりでもさすがに年を取り、最近の若者にどう接するべきか、何か参考になるかなと思って手に取ったのが本書。本書で述べられているのは大した内容ではない。が、今何が起きているのかを明確に教えてくれている。すなわち、働き方改革に伴う法律の改正で、強制的に職場や労働環境は変わってきた、そしてそれは不可逆的なものであるということである。その変化の中では、育て方も変わらざるを得ないのだが、変化が早すぎてなかなか変えられていない、ということのようだ。育てる世代が自分達が育てられたやり方がすでに通用しない中で、どうすればよいのか。専門家としての著者の細かなデータは詳しく読む必要はないと思うが、どのような職場がどのような若者に受け入れられるか、を考えるのに役立つだろう。Z世代とか若者と言ってひとくくりに出来ないという指摘も重要だろう。続きを読む

    投稿日:2024.05.30

  • くろもも

    くろもも

    今までの育て方は通用しない、それはこれまでもこれからも変わらない本質なのではないか。
    不満はなくとも不安はあるというのは心当たりはあるし、育成側としての付き合い方にも共感できる部分はある。
    大人化する若者との付き合い方は狭い世界に閉じるのではなく広く開いた新しい関係性をロールモデルとしてもらうことなのだろう。
    バブル期の若者の記事然りいつまでも変わらない悩みこそが育成なのだと思った。
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    投稿日:2024.05.24

  • RYMの人

    RYMの人

    私的な理由ではあるがあと半年、または1年早く読んでおくべきだった。最後の提案は役職を持ってないと受け入れ難いが、ここで述べられているような、先入観を取り除いて組織と自分自身が変化することが必要だろう。

    投稿日:2024.05.08

  • ペヨン

    ペヨン

    30代前半、管理職手前になり気になって読んでみた。今の若手(自分もだが)が何を考えているのか、というよりもどのような環境に置かれているのかということをよく理解した。自身の反省も踏まえ、本に書いてあることで、早速やってみたいことを書いて残しておく。

    1.どんなバックボーンがあるかよく聞く
    2.外部講習や自己啓発は、自発性に任せきりにしないで、キッカケや言い訳を与える
    3.褒める褒めないよりもフィードバックをする
    4.自分が育てられてきたことと同じは通用しないと認識する。(自分も会社から成長機会を与えられていたのだから。)
    続きを読む

    投稿日:2024.05.07

  • pctr

    pctr

    「世代」の枠で一括りにしない、データによる変化の有無を見る。多様化と二極化。
    人材育成の解像度を上げる。

    ・可視化された自分の情報のコントロールに関する部分は10代が高いが、他の部分は30代・40代とそれほど大きな差はない。
    ・大企業とベンチャーとも就職したい人が多い。
    ※ただしスナップショットでは、いつの時代もある年代による傾向の可能性あり。

    ・若者雇用促進法の開示の義務により、職場環境を改善するために努力するインセンティブが企業に生まれた。

    ・自身のキャリアを安定させようと思ったら、自分に経験や知識、ネットワークを蓄積するよりほかないという環境に背中を押される形で成長を求める。

    ◯心理的安全性とキャリア安全性
    ・キャリア安全性:以下の逆数
    ①時間視座:「このまま所属する会社で仕事をしていても成長できないかも…」
    ②市場視座:「このまま職場の仕事をしていると転職できないかも…」
    ③比較視座:「まわりの同年代と比べて自分は大丈夫だろうか…」

    ◯若手育成と管理職の成功実感率
    ・若年齢管理職、転職経験ありほど高い
    ・Off-JTの教育訓練機会
    続きを読む

    投稿日:2024.05.06

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