森下 香枝 / 朝日新聞出版 (9件のレビュー)
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tatltuae42
遠くない将来、様々な面で本件絡みの社会問題が発生してくるのだろうな、ということが感じられる一冊だった。現代社会において、死そのものも多様化しつつあるものの、「こう取り扱うべき」という指針が整備されてい…ない。そのため地方自治体や業者などは独自の判断で動かざるを得ないケースが多く、苦労をしている様子。国も認識はしていて対策を取ろうとしているみたいだけど、間に合うのかな。続きを読む
投稿日:2025.01.25
murahiro9311
女優島田陽子さんが病院で亡くなられた後、遺体の引き取り手がなく、自治体によって荼毘に付されたという。配偶者も子もなく、親戚付き合いもしていなかったための無縁死、その先に待つのは無縁遺骨である。彼女の場…合は元付き人が引き取ったが、無縁遺骨は増えるばかりという現状。遺体発見時の多くは、身元は判明し、親族に連絡も取っているものの返答はないという。火葬費、異常死解剖費等、自治体は多額の予算を組まざるを得ず、遺骨の保管場所にも窮している事実。死亡後の役所の対応は千差万別(有料無料等)で、その内容に驚くばかりだった。続きを読む
投稿日:2024.08.12
KAORI
前半は孤独死の多さ、行政の負担などの話、後半は具体的な死後の準備について事例が多く挙げられていた。 2021年に私自身実家の墓じまいをしたときは、まだ珍しがられたけど、2年ほどで、当たり前にするもんだ…という感覚の人が増えてきた気がする。 団塊の世代がどんどん亡くなってきて、空き家がここ2、3年ですごく増えてきている気がしてきたけれど、家だけでなく、墓も無縁墓が増えているんだと今更ながら気づいた。続きを読む
投稿日:2024.08.10
はらぺこあおむし
まさに、これからの大きな課題でもある。日本だけでなく、他国の現状も知れて興味深かった。自分も家族も一番いい方法を探る手がかりになった。
投稿日:2024.05.20
mayuharu21
俳優島田陽子さんが無縁遺骨になったことがニュースになっていた。 このルポは、それが特殊なことではなく、我々にも身近なテーマであることを 切々と語っている。 先日、桜満開の中、八柱霊園を花見ランした。… 広大な敷地。千葉県松戸市にありながら、所有は東京都。 都民と、松戸市民がここに入ることができることは知っていた。 東漸だが、どこもかしこも墓だらけ。 そんな中、無縁仏のお骨もここに来る、というのはこの本を読んで初めて知った。 実際私自身、墓についてはいろいろ考える。 すでに両親は他界しているが、妹が見る形になっている。 が、妹は独身。今年で定年。このあとどうすることやら。 その意味で私は自分で墓を建てることもできるわけだが、 その気はない。 町を墓だらけにしても仕方ない。 樹木層でも散骨でもいい。八柱にその制度がなければ合同葬でも、、、 そのあたりをどう考えればいいかが、この本には書いてある。 少子化で、これからは少ない若者が遺骨を背負うことになる。 そうさせては申し訳ない。 将軍家だって墓じまいするのだ。 自治体で対応、といっても、原資は若者の税金だ。 貧しくなっている日本。 パイの取り合いで国会議員や役人がやくざのように自分の利益だけ考えるのでなく、 市民目線で国富を市民に配布してほしいものだ。 こうした終活、遺骨にも目を向けて。 続きを読む
投稿日:2024.04.08
ゴマシオ
勉強になりました と同時に神奈川県が心配になりました。 著者は文春の狂犬と言われてたそうですが 読者としては得意分野ではありませんでした。 自然葬が無料の台湾が心から羨ましいです。
投稿日:2024.03.25
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