長江俊和 / 新潮文庫 (27件のレビュー)
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Symphoniker
このレビューはネタバレを含みます
ついに読んでしまった。 長江先生の短編集となっているが、中でも「例の支店」は幽霊の存在について白熱した議論が展開されてその世界に引き込まれてしまう。その白熱した議論だが、次々のどんでん返しが繰り返されてスリルと驚きが続出するのである。そして、最後の最後に強烈などんでん返しが待っているのだ。どうやら、幽霊は存在するらしい。 「ルレの風が吹く」や「哲学的ゾンビの殺人」も面白かったが、個人的にはあまりにも「例の支店」の結末が衝撃すぎた。久しぶりにハラハラドキドキしながら読んだ作品であった。
投稿日:2025.03.24
あるれ。
全八作のホラーミステリー短編集。約350頁。 どの作品も長江色が強く、この手の小説が好きな人にはたまらない一冊。『カガヤワタルの恋人』は特に好みだった。各話の満足度が高いので文量は多くないものの長編ミ…ステリーにも負けない一冊だと感じた。続きを読む
投稿日:2025.02.04
ルシウス
今回もミスリードにまんまと引っかかってしまいました!私のお気に入りの作品は、、、 例の視点 読み終わるとこのタイトルに納得します。長江さんらしい作品だなと感じました。 カガヤワタルの恋人 最後の章です。犯人を考察しながら読み、今回は騙されないぞと気をつけていたのですが、最後の数ページで2度感嘆の声をあげてしまいました。
投稿日:2024.08.25
なつなこ
展開読めたぞ!!って思うとそこからどんでん返し。 面白かった。 でも意味がわからず考察を読みたくなる作品もあったり。
投稿日:2024.08.06
なつこ
禁止シリーズ3冊目ですが、最初に購読した「出版禁止」ほどの威力がない。短編集だからかな。 とは言え、人気の〝放送禁止〟未読なのでそちらに期待したい。 ・例の支店 題名と内容に関連性ない。よくあるト…リックホラー。 ・ルレの風に吹かれて 消えた友人がその村に惹かれた理由が最後まで分からず、男女逆転した経緯も謎。 ・リヨンとリヲン 「マウスの楽園実験」のような話し。題材としてこの中ではいちばん好き。 ・カガヤワタルの恋人 人怖と言えば…な話し。短い中で上手いこと二転三転するのはおもしろい。 他 全体的には「人怖・逆転ホラー」なのだけど、いまいちスッキリ感がなくて残念。 夏なのでホラーをと思い「心臓の弱い方は…」という帯でチョイスしたけど、怖さはまったくなかった。 今年の20冊目 続きを読む
投稿日:2024.07.23
sayuri
「例の支店」 「ルレの風に吹かれて」 「哲学的ゾンビの殺人」 「この閉塞感漂う世界で起きた」 「イップスの殺し屋」 「撮影現場」 「リヨンとリヲン」 「カガヤワタルの恋人」 8話収録の短編集。 長江…さんと言えばどんでん返し。 脳内で描いた予想はことごとく覆され反転に次ぐ反転。 どの短編も刺激的で面白かったが、特に印象に残ったのは『この閉塞感漂う世界で起きた』。 自らの境遇を嘆き、盗み目的で豪邸に忍び込んだ男。 老夫婦に見つかってしまうが、その後思いも寄らぬ展開が待ち受ける。 世の中捨てたもんじゃないと感じたのも束の間、地獄へ一直線。続きを読む
投稿日:2024.07.22
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