【感想】与える人になりなさい じいちゃんと僕たちの、フルーツサンド行進曲

大山皓生 / すばる舎
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • R

    R

    すみません、つまらなすぎて途中離脱です。
    帯の「東海オンエア推奨」という言葉を見て、読む前から気分が落ちましたが、読み始めても全然面白くなく、読み進める気持ちになれませんでした。(個人の感想です)

    投稿日:2025.06.16

  • 教育心理学 大学院生

    教育心理学 大学院生

    このレビューはネタバレを含みます

     自伝のようであり、小説のようであり、自己啓発のようでもある、不思議な一冊。著者が祖父から引き継ぎ、そして経験を通して確信された「哲学」が、"本当に大切なこと"を諭してくれる。


    【感じたこと & TO DO】

     「人助けに理由はいらない」。どこかで聞いたような、綺麗すぎる台詞。けれど、本当にそうだよなぁと、深く思う。僕はついつい人助けに合理性を求めてしまう節がある。違う。人助けに理由はいらない。
     →理由をつけずに、人の助けになる!

     「仕事にも旬がある。人にお願いされた瞬間が、その仕事の旬」。なるほど。任された仕事は、任されたその瞬間が最も重要性を帯びている。たしかに、以前重要と思って保存したものが、時間が経ってから必要なくなることは多々ある。人に頼られたその瞬間が、その人が最も自分を頼りにしている瞬間である。
     →依頼された仕事は、後回しにすることなく素早く処理する。しかし、自分にとってのタイミングや、キャパからしてどうにもならない時もあるので、自分を追い詰めすぎない程度に。依頼してくれた人と相談して、その仕事の旬がいつまでなのかも確認して、両者からしていい具合の着地点を探るのもよし。

     自分は実現性や合理性に囚われがちなので、「今できること」「今やりたいこと」「目指すこと」などを、狭い思考に限定されずにとにかく書きまくったりもしよう。

     「日本一になりたいのなら日本一のいる場所に行け」。
     →自分がしたいこと、目指すべきところがあれば、そこにすでにいる人、そこに近い人、がいるところに、まずは行こう。行ってどうするかとか、行くまでの道程とか、時には考えない方が、思わぬ道が切り開かれてゆくかもしれない。

     研究の調査依頼をする時は、「研究の方法や意味」のみではなく、その背景にあるきっかけや想い、そしてこの先の願いなど、研究における「物語」も伝えたら、共感して調査に協力してくれるかも。

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    投稿日:2025.04.28

  • ジュン万次郎

    ジュン万次郎

    このレビューはネタバレを含みます

    6. 「人から出されたものは何でも食べる。人から提示されたことは何でもやってみる」

    38. 「困った人がいたら助けてあげなさい。そこに理由いらない」

    43. 心が濁る感覚になったときにはトイレ掃除をするようにしている

    47. お金をかけずに知恵を出して、いまの自分にできることを徹底的にやってみる

    55. 無駄なことなんてない。あるとすれば無駄にする自分がいるだけだ

    67. 思いっきりやってみる。ひとりになってもやり続ける

    72. 「ダイワ新聞」。主にスタッフのことや、これから開催するイベントのお知らせ、そして何よりも僕たちが大切にしている思いの部分を中心に載せることにした

    90. 仕入れの部分で一番こだわったのは、「見た目」ではなく「味」だった

    111. 「手書きの文字にはね、魂が宿るんよ。」

    128. 僕は彼らの人間性、そして自分の感覚だけを信じて人を集めた

    145. 人との出会いは本当に不思議だ。誰と出会うかで、まるであみだくじのように運命が変わっていく

    163. 大きなミスは、小さなミスの繰り返しから起きてしまうということ

    165. 食べ物にも旬があるように、仕事にも旬があるんだよ。やらなきゃいけない仕事をそのままにしてたら、どんどん腐っていってしまう

    165. 「5日以内にやっておいてって言われたら、5日以内にすれば問題ないんだけど、1日でも早くやり終えることができれば、それは相手の期待を超えるっていうことだし、旬のものを一番美味しく食べることができるっていうことと一緒なんだよ。八百屋だからこそ、旬を大切にしないとな」

    168. お店に来てくれないなら自分から売りにいけばいい

    177. スピードこそ実力

    179. 「楽しく商いをする」

    181. 楽しい場所には人が集まるということ。そしてその楽しさは常に自分が起点になるということ。「どうすれば楽しくなるのか?」この考え方を習慣化していかない限り、まわりも自分も決して楽しくはならないということ

    183. 「楽しいことがあるから笑うんじゃないんだ。笑顔でいるから楽しくなるんだよ。プロの商人っていうのは、上機嫌で笑顔でいるから、また笑顔になれるようなことが起きるんだ」

    187. 「与える人になりなさい。それが一番お前が幸せになる近道だ」

    203. 「近所の人へ挨拶もふくめてフルーツサンドを配るのはどうだろう」

    216. 「人に与えたものは必ず自分に返ってくる。だから誰かのためにすることは、結局は人ではなく自分のためなんだ。だから自分が困った人を見たときこそ役に立ちなさい」

    221. お客さんは商品だけでなく、その背景にある物語に共感したとき、はじめて商品を買ってくれる。そのつながりこそ僕たちが一番大切にすべきものである

    228. 「このキウイって無農薬、無肥料ですよね。なから皮も食べられると思ってそのまま飴にしちゃいました」

    237. 「100億円に到達するには、マニュアル、人材育成などたくさんのものが必要になる」 by似鳥会長(ニトリ)

    243. 「経営者は、その人から経営を取り上げたらゼロになる、それくらいの覚悟を持った人間じゃないと大成できない」

    244. 「不便さと不満の2つが僕の経営の源泉なんだよ。それを解消するためにはどうすればいい?そう常に自分に問いかけ続けると、必ずその解決方法が見えてくる。あとはそれを解決できるものを商品にするだけなんだよ」 by似鳥会長

    267. 「「どの道が正解なのか」じゃなくて、「自分が選んだ道を正解にするんだ」、それくらいの覚悟を持てば後悔しないよ」

    268. 「もし最短でそれを見つけたいなら、いま目の前にあることをとことんやってみることだな。今目の前にあることを全力でできない人は、たとえ自分の道を見つけたとしても、結局中途半端になるだけだよ」

    271. 「「何のためにフルーツサンドを売っているのか」、「誰のために売っているのか」、そこを考えたらいいんじゃないか」

    286. 「財」を残すは「下」、「仕事」を残すは「中」、「人」を残すこそ「最上」である

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    投稿日:2025.03.29

  • ノーベルさん

    ノーベルさん

    私自身、やってみたいことはあるが、後回しにして忘れてしまうことが多い。それに比べて、作者の方は思ったらすぐに行動し、大成されている。行動力こそ運を引き寄せると改めて感じた。
    自分のことだけ考えるのではなく、人のためになることを1番に考えて行動しようと思い直した一冊だった。続きを読む

    投稿日:2025.03.07

  • 山根 愛

    山根 愛

    困った人がいたら助けてあげなさい。そこに理由はいらない。
    あれこれ悩むな。いま自分のいる環境が、一番自分を成長させてくれる。
    苦しい経験はその瞬間にはわからないが、必ずいつか自分の運を開く鍵になってくれる。
    無駄なことなんてない。あるとすれば無駄にする自分がいるだけだ。
    言葉は現実化する。何事も言ってみるものだな。
    やりたいことは全部やればいい。頭に浮かんだことは全部やっていい。やってみればそれが成功するのか、失敗するのかわかるだろう。もし失敗したらまた挑戦すればいいんだ。人生は一度きりだ。
    「いつか」を「いま」に変えたかった。
    まかされた、頼まれたタイミングっていうのがその仕事の旬なんだ。
    来てくれないなら自分から行けばいい。
    最初からあきらめずに、いまできる目の前のことを一生懸命やってみる。すると協力者が現れてくれる。
    思いを持って行動をすれば、その思いは必ず伝わる。
    スピードこそ実力。
    そのとき起きたことは、その都度全力で片付けていく。
    仕事を好きになれないときには単に雑念が多いんだ。要は、ひまってこと。あれこれ余計なことを考えてるひまがあるんだったら目の前の仕事を一生懸命にやってみろ。そして、人から頼まれたことを期待以上に返してみろ。一生懸命にやってないから楽しくないんだ。
    楽しそうに見えてないっていうことは、人からも応援されなくなってしまう。そして楽しく生きるためには、自分の機嫌くらいは自分で取らないと。それがまわりにいてくれるみんなのためだし、自分自身のためになる。いつも上機嫌でいろ。そうしたらもっともっと毎日が楽しくなる。
    笑えないときは順番を間違えてるんだ。楽しいことがあるから笑うんじゃない。笑顔でいるから楽しくなるんだ。
    与える人になりなさい。それが、一番幸せになる近道だ。
    人生山あり谷あり。楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。いいことばかりは続かないが、逆に悪いことばかりも続かない。
    人に与えたものは必ず自分に返ってくる。だから誰かのためにすることは、結局は人ではなく自分のためなんだ。だから自分が困った人を見たときこそ役に立ちなさい。
    どの道を進んでも正解だと思う。いや、『どの道が正解なのか』じゃなくて、『自分が選んだ道を正解にするんだ』、それくらいの覚悟を持てば後悔しない。
    自分の選んだ道を正解にするという覚悟。
    もし最短で道を見つけたいなら、いま目の前にあることをとことんやってみること。いま目の前にあることを全力でできない人は、たとえ自分の道を見つけたとしても、結局中途半端になるだけ。
    進むべき道であれば、不思議なくらい最初からうまくいくもの。逆に道じゃないときは、まるで天が『君の進む道はそっちじゃないよ』って言ってるかのように、がんばってもがんばっても失敗する。その人が自分の本来進むべく道を見つけさせるために。
    先のゴールを見失いそうになったときは、いったん先のことを考えるのをやめて、いまやってることに意味を見つけるといい。
    ふだんから「何のために、誰のために」を考える。
    お金を残すことは大切なこと。たくさんの仕事を残すことはそれ以上に大切なこと。でも、もっと大切なことがある。それは自分のまわりに自分を頼ってくれる、信頼してくれる、そんな人を残すということ。自分もその人たちを信頼し、大切にしなさい。
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    投稿日:2025.03.07

  • あかた

    あかた

    あの「八百屋が作った本気のフルーツサンド」が大人気となったダイワスーパーの社長。
    おじいちゃんのことば「人に幸せを届ける」にまっすぐで素直に行動してきた。
    その影響もあって人にもチャンスにも恵まれることができた。
    自分が腹を決めたのなら、それを正しい道にするだけ。
    似鳥さん、永松さん、その他の人らの言葉も深い。
    わたしは誰のため、何のために仕事してるんだったろう。
    281冊目読了。
    続きを読む

    投稿日:2024.12.30

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