昭文社 / 昭文社 (9件のレビュー)
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ぽん
多種多様な民族、宗教の違いで紛争、戦争が起こる。 現代史で平和を維持している日本は稀有な存在なんだなと思った。
投稿日:2024.11.24
ahddams
現在「肌色」は差別用語扱いとされており、代わりに「うすだいだい」か「ペールオレンジ」と呼ばれている。 本書を手にした際ふとこの話を思い出したが、これは人種差別問題の領域。本書で取り扱っているのは「民族…」だ。 皆さんは「人種」と「民族」の違いを明確に説明できるだろうか。 「人種」は肌の色・骨格・容貌といった身体的・遺伝的特徴で、「民族」は言語・文化・慣習など社会的特徴で分類されている。ちなみに民族を区分する基準の中で重要視されているのが言語だが、日本語は起源が明らかにされておらず、「孤立した言語」と言われているらしい。 しかし色の呼び方同様、今こうしている間にも民族の在り方は変化してきている。 本書では民族やそれぞれが抱える問題を大陸ごとで解説されているが、どこも何かとゴタついていた…。そうした問題に心を痛めながら、合間のコラム【世界の少数民族】で心を和ませる…というサイクルだった。また、他の『地図でスッと頭に入る』本(ぼん)で知った内容も沢山含まれており、復習としても役に立った。 (※)一つアドバイスするなら、集合体恐怖症の方はP.104-105にご用心いただきたい…凄い勢いで粟が立ちました(-。-;) 「多民族国家」と聞くと、シンガポールやマレーシアのような共存共栄している国を思い浮かべる。 だが現実は上手く事が運ばず、ひどい場合には紛争へと発展するケースも歴史上多く見られてきた。2020年時点でも、50以上の武力衝突が行われているという。イスラエル・パレスチナ紛争や印パのカシミール紛争なんか、70年以上も衝突が続いている状態だ。 多様な民族が迷彩柄のごとく国中に散らばっているミャンマーやユーゴスラビアでも、不和は免れられなかった。 不法移民として少数民族を排斥するわ、紛争後もくすぶり続けるわで、全く穏やかではない。シンガポールでは公用語を英語に統一して多数派民族の優位に偏らないようにしたと言うが、きっと同じようにしても解決しないだろう。そもそも言葉だけの問題じゃないし…。 2ヶ国他には申し訳ないが、民族や国境、言葉の違いetc…とは縁遠い日本人には理解しきれない感情である。でも彼らがこれまで味わってきた感情を「知らない」で済ませたくないのも事実。 本書を読んでいる間、中国で日本人学校に通う男児が刺殺されるという痛ましい事件が起きた。現地のネットコメントは犯人を英雄視する声で、かたやわが国では怒りに燃え上がる声で今もひしめき合っている。 「複数の民族が仲良く共生していることは稀で、たいていは摩擦がある」そう本書のまえがきに書いてあった。 しかし、誰にも人の命を奪う権利はない。「自国に外国人学校があるのがおかしい」「なぜ危険な地域に子供を住まわす」などと水を掛け合うよりも、誰もが「人として絶対に越えてはならない一線」をわきまえておくべきじゃないのか。 やはり、民族の在り方は絶えず変化している。 抗えない流れだし摩擦だって止まないけど、一線を越えない努力は一人ひとりに課せられていると思う。指導者だろうがどこの民族の一個人であろうが、関係ない。続きを読む
投稿日:2024.09.20
abuy
世界にどんな民族がいて、どんな紛争が起きているのかをざっとさらえる本。地理的・歴史的背景と現在の状況をしっかりポイントをおさえながら簡潔に説明されていて読みやすかったです。地図や写真がたくさんあるのも…いいですね。 とはいえ、世界にはあまりに紛争が多すぎて一度ではとても頭に入り切りません。世界のニュースに関心を持つ手がかりとして、時節読み返したいと思います。続きを読む
投稿日:2024.08.31
keiichim
地図だろうが、図解だろうが、 民族と紛争が多すぎて頭に入らない。 まあ、とにかく、有史以来、日本は平和で恵まれている。 たとえ北朝鮮や中国やロシアが隣国でも。 隣の芝が黒すぎる。。。
投稿日:2023.10.09
いつき
めちゃくちゃいい。 世界情勢も、歴史も、勉強できる。 BLMやロヒンギャ問題など世界のいろいろな出来事の背景が理解できるのが嬉しい。
投稿日:2023.08.03
sensensendai
アジア、アフリカ、ヨーロッパの章が充実してて、世界情勢に関する解像度が上がった気がします。 ニュースの理解度を上げたいという方におすすめの一冊です!
投稿日:2023.07.17
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