【感想】激ヤバ

伊藤幸司 / KADOKAWA
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
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ブクログレビュー

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  • yk0130

    yk0130

    母がなぜか買っていて読んでみる?と言われたのでゆっくり時間かけながらだったが読了した。
    ランジャタイの「じゃない方」と言われがちな伊藤さん。国崎さんの方が目立つし、クレイジーと思われがちなだが、伊藤さんは静かなサイコ感があり、カツラを被ってしばらくテレビに出ていたところが印象的だった。
    頭がどんな感じなんだろうなと思いながら読み進めたが、すごくお笑いに対して熱いし、相方にも恵まれてここまで来れたんだなと思った。自分はダウンタウン松本と同じ思想を持っていると思いながらNSC入り、まさかの退学させられて国ちゃんとは奇跡的にコンビを組んだんだなと思った。その他のエピソードも伊藤さんが変なのか、周りがおかしいのか分からなくなるくらい強烈で不器用なのだろうと予想。
    続きを読む

    投稿日:2024.07.30

  • aky302002

    aky302002

    太田上田から鬼越トマホークを経て、
    この本に辿り着いた。

    M-1グランプリ2021で初めて決勝進出し、
    見事最下位に終わったエクセントリック芸人、
    ランジャタイの国崎「じゃない」方の伊藤さん。

    学生が一生懸命頑張って書いたような文章だが、
    不器用ながらも懸命に生きてきた伊藤さんの人生と重なる。

    決して大衆ウケする芸風じゃない。
    だけど、他にはないアクの強さがある。
    ランジャタイにはこれからも破茶滅茶に、
    やりたい放題にやってほしい。
    国崎さんの良さを活かせるのは
    伊藤さんだけだろう。
    そんな伊藤さんを幸せにできるのは、
    伊藤さんの全てを受け入れられる、
    彼のお母さんみたいな人しかいないだろうなぁ。

    表題の「激ヤバ」と「真夏の芝浜」が秀逸。
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    投稿日:2024.05.12

  • はる

    はる

    今まで読んだエッセイの中で1番だった。
    一つ一つの出来事が強すぎて、ランジャタイ知らない人でも楽しめる内容。

    国ちゃんと出会えてよかったねとかお笑い芸人になれて良かったねとかいろいろな感情になるけど、1番は伊藤ちゃんの人生がこれからずっと幸せでありますように。わたしも幸せになるね続きを読む

    投稿日:2024.04.08

  • tomopoly

    tomopoly

    ブログを読んでいて、最高だからいつか本にならないかも思っていた伊藤ちゃんの本。書き下ろしのものも多くて最高。投げるし、笑えるエピソードが独特の文体で書かれている。油文と説明があったけど、油絵のように書き重ねられ、あるときはほおって置かれ、また書かれたのかも思う、人生を削った文章たち。
    いつか小説も書いて欲しいー。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.19

  • 1898981番目の読書家

    1898981番目の読書家

    良かった良かった良かった
    伊藤さん、これを書いてくれてありがとうございます
    これを読み終わるまでの日々が本当に楽しかった、ランジャタイの意味の分からなさが好きになるとは

    投稿日:2023.05.19

  • haru

    haru

    このレビューはネタバレを含みます

    とんでもなく、ヤバいものを見つけてしまった。
    ランジャタイが著書を出すときいた時、真っ先に「国ちゃんの方だろうな~、あの人文章うまいし」って思ったけど、まさか伊藤さんの方だったとは。
    でも、最初っから最後までとんでもなかった。
    表題作「激ヤバ」と「僕の名前は伊藤幸司です」では涙が止まらなかった。「真夏の芝浜」にはぐっときた。「無敵な自転車で坂道をぶっ飛ばす永遠に」「さよならM-1グランプリ」を読んだあとは、この人にずっと幸せでいてほしいと思った。「M-1グランプリ2021アナザーストリー」では、本当に国ちゃんと伊藤さんが出会ってくれて良かったと思った。
    つらつらと書いているけど、私はランジャタイの熱心なファンではない。
    なんとなく名前を知ってる、奇天烈な漫才コンビの人。という知識と、エッセイが好きだからたまたま書店で手にとっただけで。こんなに魅力的な文章を書く人だとは思わなかった!
    自意識と、不幸と、笑いのバランスがほんとに絶妙で、気取ってなくて、もう本当に最初っから最後まで激ヤバだった。お笑いという舞台上で、長年言葉と取っ組み合いをしてきた人でしか書けない、生きている言葉のエッセイ集だと思う。わたしにはぐっと刺さった。好きな箇所が多くって、付箋をつけまくってしまった。

    あぁ、これは、ランジャタイ、こっから追いかけ続けなきゃな。。。

    (追記 相方の国崎さんも本出されてるんですね、知らなかった。)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.14

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