【感想】ベアトリス、お前は廃墟を統べる深紅の女王

仲村つばき, 藤ヶ咲 / 集英社オレンジ文庫
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.9
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ブクログレビュー

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  • りんご花

    りんご花

    このレビューはネタバレを含みます

    被害は甚大でしたが、無事黒幕も倒して大団円。今回はエスメのおかげで民とひとつになったところも少なからずあるので、ここから学んで次の教訓としてまた国のあり方が変わっていくというのは国として、話として、まとまって終わってよかった・・・よかったんですが。
    エスメ!!
    どうしてもエスメなのかというサミュエルの言葉に大きく頷かざるを得ません
    それでも王としての判断を選べたサミュエルは偉すぎます
    来世があったら平和な世界で2人には幸せになってもらいたいものです

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    投稿日:2025.02.05

  • なつ

    なつ

    このレビューはネタバレを含みます

    え、エスメ〜〜!
    行動力の塊で明るくて純真な貴女が大好きだよ!

    サミュエル陛下の成長のために、遺言と同じ言葉を遺して去っていくエスメ&精神を病んでしまうサミュエル陛下…。対比が寂しいけど、これを経てサミュエル陛下は最終決戦に臨めたんだと思うと…いやでも納得出来ん!

    アルバート陛下は勘を信じて信じ抜く様が貫かれていて「らしさ」が出てると思ったし、ベアトリス陛下は迷いながらでもギャレットと二人三脚で進んでいく未来が見えた。

    お願いしますどうか全員揃って王政存続したver.のIFストーリーを頂けないでしょうか…

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    投稿日:2024.08.29

  • shikyy

    shikyy

    このレビューはネタバレを含みます

    ついに最終巻!
    赤の王冠に振り回され3人の王はそれぞれ身動きが取れず絶対絶命
    そしてサミュエルの王杖であるエスメの死…
    この前にサミュエルがプロポーズしているシーンは本当に嬉しくてこの2人が笑い合っていれればいいなと思った矢先の戦死…。
    もう何度泣いたかわからないし、エスメの死をしばらく受け入れられなかった…
    それくらい好きな登場人物だった
    それはイルバスにとってもそうで彼女の死によりイルバスの民が立ち上がった
    今回の勝利は王達だけではなく身分をこれ全てのイルバスの民で勝ち取ったもの。
    今や政治の主役は国民となった
    王族はお飾りではなく、民の精神的支柱となっている。
    これがきっと理想の世界なんだろう。
    そしてアデール女王が目指した国でもある。

    彼らの今後の在り方をそっと見守って行きたい。

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    投稿日:2024.06.18

  • sitibu

    sitibu

    廃墟シリーズ完結!兄弟全員が王になる。という設定で王政の物語の中では変わった設定で面白かったです。その設定ならではの確執や闘争があったりして。
    だいぶ前に読んだのでオチを忘れてしまいましたが、一気に読み切るほど面白かったというのは覚えています。続きを読む

    投稿日:2024.04.12

  • ♡♡♡

    ♡♡♡

    このレビューはネタバレを含みます

    終わってほしくなくてずっと読むのを先延ばしにしてたんだけど、とうとう終わってしまった…読み終わりました。

    アデールのときもだったけど、主要人物の死を容赦なく突きつけてくるねこの作者。おかげで中盤からは泣きながら読むハメになったよ…。だって絶対死にそうにないキャラじゃん!登場人物たちも読者も「なんでこの子が」ってなったでしょ。わたしもこのキャラのこと大好きだったから当然なったよ。この子がどんなイルバスを作っていくのか見たかったからあのシーンを読んだときは嘘でしょってリアルで声でた。

    遺されたものたちの失ったものは大きくて残った傷も深い。内外から共同統治の荒や、王はひとりでいいと指摘されその隙を狙われたなかで三人の王がいなければ勝てなかった展開は見事でした。
    アデールのときには姉妹で王座を争っていたのに、ベアトリスがカミラに共に王になってほしくて「女王になって」って言うところも最高。
    そしてよりよい国を築いたいくために王制から脱却していくラスト。はーーーこれで完結なのがさみしいけど素晴らしいラストだった。息を吐く間もなくずっと楽しめたこのシリーズ大好きです。

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    投稿日:2024.01.14

  • 麦茶

    麦茶

    このレビューはネタバレを含みます

    平和な時代を切り取ったお話ではなく、王政や戦を描くと最後はやはり民主政治に落ち着くんだなと思った。そう考えると、私たちの生きている歴史はとりあえず間違いではなく、向かうべき方向に向かった行先なんだと思える。
    流血女神伝をちょっと思い出した。

    ただシリーズで主人公だった彼女が死ぬなんて…、今からなのに?と、途中まで全く信じられなかった。
    涙と鼻水で何回か読むのを中断するほどに…。

    成長したマノリト王や、アルバートとクローディアの子どもたちの短編なんかも読みたい。

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    投稿日:2023.05.06

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