【感想】世界のエリートが学んでいる 印象管理の教科書

吉村ひかる / 自由国民社
(4件のレビュー)

総合評価:

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  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    4つの「ビジネスステージ」に合わせて、自身の実力や魅力を相手に正確に伝えるポイントがわかります。10万人の「印象」を変えた国際イメージコンサルタントが教える。(e-honより)

    投稿日:2024.06.17

  • 123456qaz

    123456qaz

    ☆見た目に気を付けること・髪、肌と髭、スーツ、Yシャツ、靴、贅肉…
    いつも仕事がさばけずイライラだった自分

    Appearance
    Behavior
    Communication

    4つのステージ 平社員→好感度、責任感、清潔感
    チームリーダー→プロフェッショナル力、マネジメント力
    かじ取り役、役員→リーダーシップ、尊敬、信頼、存在感
    グローバル人材→オーラ、カリスマ性

    第一印象で判断←名刺交換のもっと前の会場に入る姿、油断している姿が第一印象☆注意すること・戦略的に使うこと・親切にする・とっさにごみ拾う…

    マーガレットサッチャー「リーダーは好かれなくてもよい。しかし尊敬されなくてはならない」
    〇基本のスーツ ×ファッションよりのスーツ(尻ピチ、細いパンツ…) ポケットにモノ入れない
    ネクタイの大剣はベルトに触れる位置
    靴下→ロングホース パンツのセンタープレス

    お店で服購入→接客をメリット 直接商品に行かず、気に入った店員に話しかける

    パーソナルカラー トランプ→透明感のあるクリアな赤 オバマ→深み・落ち着いた赤

    持ち物への配慮は想像以上に印象を左右する

    Shoes make the man.
    スーツのVゾーン(首、スーツの開いている部分)☆夏場の贅肉対策を急ぐことR06-05-15Wed

    海部総理 ドットネクタイ600本・喪服でもドット☆いつもドットと揶揄されたのがきっかけwiki
    パーソナルアイデンティティにあった小物を選らぶ 小物を見直す ☆ストーリーが語れるように
    リーダーの外見がチームに波及する

    ゼレンスキー大統領 カーキ色Tシャツ 軍の略式軍服・現地で戦うという意思表示☆自衛隊の服は国産か?中国製か?
    企業のブランディング 経営陣のポートレート写真
    カマラ・ハリス副大統領・パンツスーツ 小池都知事・シンプルながら襟、服地を変えTPOに合った着用

    第二部 信頼を勝ち取るBehavior所作
    have持っていることと同じ語源

    配慮を伝える時間の使い方 相手のテンポを意識
    相手が求めるタイミングでメール返信 保険支店長がメンバーに一斉メール→返信は「年収順です」

    仕事に責任感 優先順位・修正ポイントでフィードバック☆いつもテンパっている自分
    ×フィードバック 〇フィードフォワード(完成度3割で提示、途中で改善点もらう)

    自分の印象を整えるタイムマネジメント 歯科健診、人間ドッグ、ランニング、靴のメンテ、ヘアサロン…→前もって予定

    立ち姿勢 顎を引く・肩甲骨を引き寄せるイメージ
    歩く姿勢
    座り姿勢 耳、肩、座骨が一直線
    モナリザ アルカイックスマイル(両端の口角少し上げる)☆Archaic smile・古代ギリシャ語のアルカイック時代・古拙(こせつ)の微笑(ほほえみ)・古拙とは技巧的には素朴でありながら古風で味わいのあるという意味

    握手 アイコンタクト、挨拶中は手を離さない→意外に難しいので練習が必要かも!

    出来事→ビリーフ→結果
    プレゼンした→内容で怒られた→怒り ビリーフの感じ方を変える
    アンガーマネジメント 1間を取る・テンカウント法 2場所変える・バルコニー法(自分の次元を変える) 3ステージ転換法(他の場所へ) 4見立て法(本当の原因を見つける) 5第三者法(あの人から言ってもらう)

    リーダーとしての所作と行動 情熱・エネルギー&じっくり腰を据えた印象
    話しているときに前傾姿勢 ×早口
    行動の必要性を感じ素早く反応 ×荒っぽい行動
    はっきりしたアイコンタクト
    相手に正対する立ち位置
    動作を真似される人
    常に時間にゆとり(周囲の人間に対して許容度)
    タイムスケジュールどおりでなくてもイラ立たない。
    不快感を顔に出さない。
    脇役を快く受け入れる。
    相手の話をじっくり聞く。長い沈黙も待つ。

    歓迎されない癖 頬杖、時計指輪ネクタイ…に触る→自分では気づかない・録画して確認すること☆集中30分・高速再生でも動かないくらい集中できれば良い

    海外で×の癖 両手を体の前で重ねる・急所イチジクの葉と揶揄 Vサイン→手の甲を相手に向けると侮辱 イスラム・ヒンズーで左手(子供の頭を左手で撫でるのは絶対にNG)

    プレゼンでキレイな姿勢を心がける
    社内での会議→〇常に客様視点 ×会社の偉い人向け

    ウォルトディズニー6代目CEOロバート・アイガー この時代の最高のCEOの一人・不屈のメンタル・一緒に立ち向かってくれる同志を圧倒的なエネルギーで巻き込む
    ☆今の時代を代表するCEOは?政治家は?オピニオンリーダーは?→日本では影の実力者がどこかにいるのが見え見えだから尊敬できる人が出ない?芸能人・政治家…影の実力者あり

    柳井社長・スピード命「世界新を更新することを目指して日々努力しなければ、絶対に世界新記録は生まれない」

    第二電電(稲森和夫創業)現KDDI☆京セラが出資した意

    第三部 印象に残るcommunication
    好感度を上げる話し方 ×曖昧→〇具体的 ずいぶん前→10年前

    日本人→目で読み取る 欧米人→口で読み取る
    (^_^) (*_*) (T_T) (@_@)
    :) :( :P :O 欧米の顔文字は左が上で右が下
    マスクで顔が隠れているのは受け入れられない

    人はどの企業で働くかより、自分がどのチームに入るかをはるかに気にする傾向がある。
    リーダーの使う言葉がチームに波及する。
    巻き込みのwe オバマの演説「weに解決できない問題はない」
    古典の引用・事上磨連(実際の行動や実践を通して修業するのが真の学問) 欧米では聖書

    面接で返答に窮する珍問→複雑な問題を解決する能力・アスリートな人材
    永森氏 早飯、早便、何事も手早い人間は仕事も早い→早く食べ終わった人から合格(日本電産 仕事の勝ち方日経BP2018年) トイレ掃除をきちんとできた者を採用☆wikiでパワハラ・オラオラ系の印象

    1995年10月ユニクロの悪口言って100万円→1万通のクレーム、品質→その後高品質低価格

    永森氏「死守を尽くしたのか?」 マスク氏「物理学のレベルにまで掘り下げろ」(イーロンマスク未来を創る男講談社2015年)
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    投稿日:2024.05.02

  • Rafmon

    Rafmon

    一見マナー講師による、この社会の通念やルール説明に終始するかと思いきや、そんな事はない。ルール説明も固定観念に縛られず柔軟な上に、事例を用いて実践的。アカデミックな論拠とコモンセンスのバランスが取れた良書。私みたいに無精なスタイルの人間は、目を通し、少しでも著者の心根を学ぶべきかも知れない。

    印象を高めるためのビジネスファッションの解説からスタートする。そこから姿勢や振る舞い、スピーチの仕方、心構え、声や表情、言葉遣い、精神性にまでテーマが及ぶ。個人的には経営者たちの実例紹介がありがたかった。

    実務で有益だなと思ったこと、経営者の実例をここに書いておきたい。まず実務について。謝罪に赤いネクタイはやめた方が良い。日本ではおめでたいイメージの紅白、イギリスでも騎兵隊に由来する戦いのイメージでもある。これは実際に私も経験がある。謝罪していたのも受けていたのも私ではないが、それを見ていた周りの大人がネクタイの色にケチをつけていた。刷り込みに過ぎないが、社会は刷り込みで成り立っている。

    他にも、一文一義を心がけること。オンラインミーティングでは、いつもの8〜9割のスピードで話すこと。

    採用に置いて心がけること。イーロンマスクが重視するのは「複雑な問題を解決する能力、これまでにどのような複雑な問題を解決してきたか、不確実な環境下でも働ける力を持っているかどうか」ソフトバンクの孫氏は、300年続く企業を作るための条件は何かと問う。ジェフベゾスは、フェルミ推定、ファックスの機械は米国内に何台あるかなど。ジェフベゾスやスティーブ・ジョブズはPowerPointを嫌う。それは、思考が停止する行為であり、プレゼンテーションすること自体が目的になってしまい、問題点に徹底的に向き合えないからだと。そこからはクリエイティビティーが生まれない。むしろジェフベゾスは文章形式で1ページまたは6ページまでの意見書に要約することを求めた。文章形式にすることでクリティカルシンキングを育むと考えているからだと。

    知識により意識が増える事に価値がある。読んで損はない。
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    投稿日:2023.03.18

  • hopstep

    hopstep

    これまで印象管理の本は数冊読んだ覚えがあるが、本書は最も網羅的、かつ詳しい。
    著者は日本の現代経営者を扱った本をよく読んでいる。このため、日本の経営トップのエピソードの話が身につく。ゼレンスキーがなぜカーキ色のTシャッなのかも、本書で理由を知った。
    海外と日本のマナーの違いは知らない人が多いと思うが、ビジネスで出張する機会のある人は本書を読むことを強くおすすめする。
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    投稿日:2023.03.05

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