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アジェイ・チョウドゥリー, 青木創 / ハヤカワ・ミステリ文庫 (16件のレビュー)
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総合評価:
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ぼじょまる
このレビューはネタバレを含みます
・あらすじ インドのコルカタで警察をしていたが捜査したボリウッドスター殺人事件の結果懲戒されたカミル ロンドンへ渡りインド料理屋のウェイターとして働いていたが、そこでインドの大富豪の殺人事件に巻き込まれて… ・感想 インド(とイギリス)舞台のミステリーは4冊目 インドの騒がしい雑多な町並み、スパイス香る独特な雰囲気が良い! 腐敗した警察組織はまぁどこでも有りがちだし、コルカタのスター殺人事件と大富豪殺人事件に巻き込まれたカミルの立場と最後の決断は中々考えさせられた。 過去の事件と現在の事件が交互に書かれ、どちらも話が進んでいく中で暴かれる陰謀が発覚する 謎解きは堅実なタイプで奇抜なトリックとかは無かったけど犯人めっちゃ意外だった…・
投稿日:2024.03.02
lonelyrunner
インドでの失敗した事件と、そのため逃げてきたイギリスでの事件が交差して、、、という話は面白いが、どちらの話もなんとなく中途半端に展開。最後もうやむやな終わり方でなんともモヤモヤ。主人公が今一つ煮え切らないのもモヤモヤ。ただ、この終わり方なのに次作があるとのこと。 次作は少し主人公が成長するのか?期待。
投稿日:2023.11.20
OGwess
ビリヤニ〜とタイトルにあり衝動買いしたが原題にビリヤニはなかったし、ビリヤニは本作品では重要なお料理でもなかった。でも日本ではザ・ウェイターというわけにはいかないだろうから仕方ないか。 コルカタとロ…ンドンの暮らしが窺い知れたのが1番の収穫、特にロンドンで暮らすインド出身の方々の暮らしぶりやマインドの描写が役立った。 主人公や婚約者の考え方は一貫してるようなしてないような。上の世代親の世代及び富裕層なら若い世代にも見られる岩盤固定観念だからこその賄賂や不正みてみぬふり、これは日本も同じで日本の方がひどいかな。キャラとして一貫してしっかり立ち上がっているのはアンジョリ。インド料理は読むだけで本では食べられないが、Tシャツのメッセージがいちいちスパイシーでまるで芳香なインド料理をいただいているごとく、な刺激。 結末が微妙でこれまで熱く語ったり逡巡してきたことはなんかのなと疑問に感じたが、アジアのファミリー観、現代的倫理観、人情、入り混じったミックススパイスな結論か。 ロンドンでタンドーリナイツのような誇り高く良質なインド料理を提供するレストランに行ってみたい!続きを読む
投稿日:2023.09.22
しろこ
料理を含めて固有名詞が馴染みのない物が多かったけど、すらすら読めた! 料理が美味しそう。 ロンドンとインド、過去と現在が交互に出てくるが、読みやすい。 最後、それでいいの?とおもったけど、まぁこれが1番綺麗な終わりかな? 主人公の元婚約者の立ち振る舞いにやや違和感…。
投稿日:2023.08.05
より
図書館で。 インドの捜査から外されてイギリスでウェイターとして働いていたらインドの事件となんとつながっていた、というお話。確かに半永久的に使えると思っていたビルを売り払うとか言われたら困るよな…うん。…大富豪に嫁いだ娘ほどの年の後妻さんの気持ちはさっぱりわかりませんが。白黒つけるだけが解決じゃないんだよな、という最後の展開は面白かったです。続きを読む
投稿日:2023.05.19
クマオ
楽しんだ。 インド料理の数々、ちょっとネットで調べたりしながら。 サモサ食べたくなる。ビリヤニのキットをポチった。 インド舞台のサスペンス、ミステリは、現実とどこまで同一視していいのか、疑念湧く。そ…うかもしれないな、そういうこともおそらく現実にあるんだろうな、というような。続きを読む
投稿日:2023.04.16
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