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ジョゼフ・コンラッド, 高見浩 / 新潮文庫 (12件のレビュー)
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wata9
象牙と病気になった出張所長を回収するため、蒸気船の船長になってコンゴの川を遡行。 ドラえもんの大魔境を思い出します。
投稿日:2024.02.18
しとろ
◯書店で購入。岩波版は持っていたが、字が小さくて読みにくかったので、新潮文庫で買い直した。字も大きいし訳も平明で良い。何より新装版は表紙が良い。 ◯「PSYCHO-PASS」の中で登場した作品であるこ…とと、また「攻殻機動隊ARISE」の登場人物がこの作品からあやかられていることが、読んでみようと思った動機の大半。 ◯読了したはいいものの、正直最後まで読んでもよくわからなかった…。他の人達の感想を読むと、「文明を持ち込もうと思ったクルツは、結局はそれを凌駕する密林の混沌の前に敗北し飲み込まれてしまった」という感じになるんだろうか。そうだとすると遠藤周作の「沈黙」にも少し似ているなと感じた。遠藤周作はこの作品からインスパイアを得たのだろうか? 続きを読む
投稿日:2023.10.22
真夜中
やっぱりアフリカ行ってみたかった〜!という的外れな感想。 最後の対話の迫真さ。 まぁ人生何かを信じたところでそんなもん。他者は他者。
投稿日:2023.09.28
帆掛船
訳者の注釈によると、”wildness”に『大密林』という訳語を当てたとのこと。日本語の表現の多彩さを感じる話であった。 アフリカの蛮地に文明の光をもたらす使命に燃えてコンゴの奥地に来た筈のクルツは、…文明的ルールの縛りのない大密林の中で、逆に蛮行を為す側になってしまう。これがクルツ個人の人間性に依るのか、そもそも人間とは、文明の枠が外れて大密林の中に放り込まれたら、高尚/下等の物差しなど、いとも簡単に壊れてしまうものなのか? しかし、マーロウの一人語りが、とにかく長い……!続きを読む
投稿日:2023.09.10
flounder532002
植民地時代のアフリカの中央、コンゴでの話。著者の実体験を基にした小説ということで生々しさを感じた。植民地政策の傲岸さ、大自然の神々しさ、人類の非力さが伝わってくる。2023.5.19
投稿日:2023.05.19
ikezawa
クルツが自然に負けおかしくなっていて 主人公は失望はしても、特に何も変化していない印象だった。 短い話なのに停滞感が伝わってくる。 名前が出てこないくらい人として扱われてない人が結構出てくるのが、植民…地の考え方を現していて怖い。 主人公は闇の奥は見えないままなのか? 一度見続けたことで、あの森の中ではなくとも 色々と見えるようになってしまったのか? 理解出来てない。続きを読む
投稿日:2023.05.18
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