【感想】後宮の薬師(二)

小田菜摘 / PHP文芸文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • jube

    jube

    1巻より面白くなった。
    薬としての昆虫食、原因が”呪い”にされがちな平安の、
    呪いに逃げない薬師の話。帥の宮がおもろい。

    投稿日:2024.03.02

  • よねだ

    よねだ

    呪いが身近なものであると感じ、心身の不調の原因だと思い込んでしまう平安時代の人…それは仕方ない中で対処しようする瑞蓮や樹雨、丹波医官、もどかしい部分もたくさんあるだろう
    不妊治療は現代でもデリケートな問題、世継ぎ争いが絡んでくる当時の姫たちは相当ストレスだったろうな
    向上心を忘れずに病と向き合う姿勢、大切!
    続きを読む

    投稿日:2024.02.26

  • ken1maeda

    ken1maeda

    小田菜摘の3冊目.極端な悪人も登場しないので,安心して読める作品で平安ものとしては2冊目.心理描写もうまく,この作家のファンになってしまった.次作が出たら読みたい.

    投稿日:2023.07.14

  • goya626

    goya626

    父を胡人に持つ主人公の瑞蓮は、都では異彩を放つ薬師。今回は女性の病について、いろいろと治療を重ねる。病の原因を探る姿や他の人々へのちょっとした感情の揺らぎなどがリアルな感じでいい。四肢の筋肉が衰えていく病の朱宮への若き医師・樹雨の思いも眩しい。続きを読む

    投稿日:2023.03.24

  • 青竹

    青竹

    後宮の姫たちから信頼を得た瑞蓮が大活躍です。

    医学が発展した今ですら不妊は女性に対し風当たりの強いことですが、当時(というか、つい最近まで)は全てを女性が背負っていたと思うと、優しく公平に寄り添ってくれる女医さんは心強いと思いました。

    症状から診たて丁寧に診察することで、怨霊が信じられている時代に病と向き合って行く瑞蓮がとてもかっこよいです。丹波医官という新しく頼れる登場人物も出てきて、今後も楽しみです。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.04

  • 煌

    後宮の女医として留めおかれた瑞蓮
    女性ならではの相談が持ち込まれる中、症状の裏側を探って行く様子にハラハラとしつつ、和気医官の成長著しさが眩しい今巻
    後宮の重圧はいつの時代も辛そうです

    怨霊や呪詛が強く信じられていた後宮で、『医官として』戦う瑞蓮と樹雨を今後も応援したい物語
    京に長く居るうちに訪れる瑞蓮の変化も楽しみです
    続きを読む

    投稿日:2022.09.22

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