寺地はるな / 実業之日本社 (247件のレビュー)
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アイルー
孫と祖父の話 レトルトカレーの会社に勤めていた祖父 カルチャースクールの企画の孫 どうにもならない祖父だと思っていたけど 愛情深い人だった 最後に祖父が言った 橋になれ 印象的だった
投稿日:2025.06.20
megu7374
三姉妹末っ子の俊子の息子、桐也は25歳で平和主義者。一人暮らしで「男らしく・・・」が口癖の祖父との同居は理解しがたいことだらけ。語り継いでいきたい祖父の人生も分かり、よき。
投稿日:2025.06.11
yasushi-no
このレビューはネタバレを含みます
本格かれーの話かと思って読み始めたら、レトルトカレーだった。 一人暮らしのがんこな祖父と暮らし始める桐矢の祖父、カレー、祖父の3人の娘、いとこたちとの話。 祖父は、がんこな祖父のステレオタイプ的な感じで受け入れ難いなと思いながら読んでいたが、少し孫の方に近づいてきたのはよかった。桐矢がよいと思う祖父との別れの一時を迎えることができたことも、同じ時間を過ごすことで、理解が深まると思えてよかった。 時折り挟まる祖父の昔の話があり、少し物語に入りにくいと感じた。
投稿日:2025.05.15
kimuaka
最初はただの頑固なおじいちゃんって感じだけど、やたらと孫に固執してて憎めない感じ。 神経質な孫と偉そうな祖父の同居生活はお互い譲るような譲らないような、絶妙なパワーバランスで距離感も何だか微笑ましかった。 少しずつおじいちゃんはただ不器用なこと、そして家族を守ろうと秘密を抱えてきたことが明かされ⋯。 最後はちょっとうるっときた。 「愛したいのに愛し方が分からない」という言葉がすごく切なかった。 各章のタイトルにもなってるカレーがとっても美味しそうでカレーが食べたくてしょうがなくなる。
投稿日:2025.05.12
TOMO3
ラスト凄く泣けました。 祖父が亡くなるんですが、 祖父の不器用さやコンプレックスが自分の生き方に少し被って、感情移入してしまいました。祖父の生い立ちはもっと壮絶ですけど。強くならざるを得なかった事、家…庭を持ったきっかけ、うまくいかなかった家庭、仕事でもうまくいかなくて、人の悪口を言う事でスッキリしていた事。 妻から捨てられた事が恥ずかしくて悔しかった事。また、ハラスメントで左遷されてしまった桐矢の上司にも思わず同情してしまいました。 40代ですがバリバリ今の考え方についていけてない、古い人間であることを自覚させられた一冊でした。また、祖父がレトルトカレーの営業だったわかかりし頃の努力が見えて、久しぶりに、レトルトカレーを食べたくなりました。 私も、誰かの橋になりたいと思う作品でした 続きを読む
投稿日:2025.03.19
もっち
劇的に何か起こるわけではないし、ここが正念場といえるシーンがあるわけでもない。物語がこれから先ずっと私の記憶に残るか分からないけれど、この物語の随所で感じた心の動きは、自分の潜在意識に擦り込まれたと思…う。人の日常ってそんなものだし、そうやって人間が形成されていくのだろう。 ″世界を変えることは、すごいことだ。でもぼくはやっぱりそういうことには向かない。でも、ゆるやかに変化していくこの世界で、なんとか生きていきたいと思っている。逃げ出しもせず、投げやりにならず、やっていきたいのだ。今、ここで″続きを読む
投稿日:2025.03.08
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