清水晶子 / 文春新書 (19件のレビュー)
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ヒロキ
オリンピックは男性主義と人種主義が起源だという事を知りました。 女性は理性的でないからという詭弁から再生産(出産、パートナーなどの労働のケア、家事)な役割を強制的に担わされてきた構造のおかげで今もなお…抑圧され不当で不平等な存在として置かれてきたんですね。 変えたいです。続きを読む
投稿日:2025.04.25
yanobook
フェミニズムの歴史から、フェミニズムの文脈で語られることの多いトピックを16の章に分けて解説。 講義を受けているような感覚で読め、入門書として優秀な一冊。 その他、三つの対談が掲載されているが、個人…的に特に良かったのは対談3、作家の李琴峰さんとの対談。 トランス女性に関する話題はじめSNS上で度々過熱する論争に対し、私は自分の考えを持てずにいるが(まだ自分の結論を出すのに十分な情報を持てずにいる)、SNSでそれらの話題がやり取りされるどの意見にももやもやしていた、その理由が何となく見えた気がする。 フェミニズムと一言で言っても、これだけ多くのトピックがあり、それぞれを主張する人の立場や困難も異なる中で、フェミニズムとしての解決策、みたいな簡単なことではないことを改めて感じた。 結局、一つ一つの課題をそれぞれのフィールドで解決する必要がある。けど、それらの背景には共通した価値観(家父長制に代表されるような)があり、課題の具体的な解決と社会の価値観の変容は同時に進めていく必要があると感じた。 これらの課題を解決することは、男性やある部分でのマジョリティにもメリットがあることだと思うのだけど、変えようとしない変えたくない人々は一体何なのだ…と思わなくもないが、まずは相手の言い分も聞いてみないことには、自分の中での判断ができない。本書のように、反フェミニズムを客観的に解説してくれる本があったら読みたいと思っている。続きを読む
投稿日:2024.08.23
林嵩文
ウェブ連載の書籍化。フェミニズムとは何か、その歴史、その論点、現代社会の諸問題とフェミニズムとの関わりを平易な言葉でまとめてくれている。フェミニズムの「波」のなかで、絶えず自己批判を繰り広げながら社会…問題を考える視角を更新し続けきたその歴史がよく分かる。続きを読む
投稿日:2023.10.20
Hikaru
守備範囲が広く入門書として良い。 婚姻制度の運用上の問題を解決することで婚姻制度本体の問題が有耶無耶になるという構造に複雑性を垣間見た。 ちょっと掘れば悪習を積み重ねてきた地層が現れて一筋縄ではいかな…い。続きを読む
投稿日:2023.07.11
hosinotuki
フェミニズムの成り立ち(歴史)、第1波から第4波など輪郭を明確にし、それぞれのなしえたこと出来なかったことなど問題点を示しとても分かりやすく、何となくフェミニズムやジェンダーと思っていたのと違って、と…ても勉強になった。 特に最後の「自立」への言及は良かった。構造的にも意識的にも実現は難しそうだが、本当の意味での自立がここにあると思った。 3人の対談もそれぞれ興味深かった。特に井谷聡子さんとのオリンピックに始まる内容に考えさせられました。続きを読む
投稿日:2023.05.25
雲居
めっちゃとっつきやすいし読みやすいしエンパワーもされた。そしてTwitterにおけるフェミニズム関係の論争?を慄きながら見てるだけの私なんか特に最後の李琴峰さんとの対談部分などはうんうん頷きながら読む…など。続きを読む
投稿日:2023.05.08
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