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白尾悠 / 小学館 (11件のレビュー)
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総合評価:
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ミステイク承知の助
こんなん読んじゃったら、自分で自分を大切にして死を迎えるその時まで毎日をちゃんと生きなきゃって思っちゃったよね。
投稿日:2023.10.11
no-chindayo
シニア劇団で演じる老人と関わる人々のそれぞれの悩み、葛藤を1章ごとに主役を変えながら、ラストは公演シーンと、皆の話が全てまとまるという構成もストーリーもすごくよかった! 男尊女卑な昭和的場面も多々あり…。でもこれは決して小説の中だけでなく現実にあることだったんだろうなぁ… 現代の男女平等もパーフェクトではないけど、この昭和の悪き状況が変わってきてるのは本当にありがたい。 4章の認知症の男性の話が一番じーんときた。 終章は圧巻。続きを読む
投稿日:2023.05.27
なら。
認知症を患っているであろう元中学校校長の話は、描写が秀逸だった。まず、認知症とは明言されていないが、読んでいるうちに予想が確信に変わっていく瞬間があったこと。記憶が薄れゆき、思い出が抜け落ちていく様は…現実味があった。加えて、家族との思い出や過去の出来事を自身が回想するだけでなく、家でまどろんでいると他者が話しているのが漏れ聞こえてくるという描写こそが、家という1つの空間に家族や来訪者など複数人が存在し会話する場となりうることを描いており、単身世帯が増えた今それは現実でなく理想なのかもしれないが、家とその家族の描写の"リアルさ"に驚いた。続きを読む
投稿日:2023.04.13
shinpapa
49最初は高齢者がシェイクスピアに挑戦するユーモアチャレンジ小説と思って読んだらこれが大違い。それぞれの懸命で、しかし少しずれていた人生に対する挑戦が描かれていて心惹かれる作品でした。最後の舞台でそれ…までの登場人物をもう少し描いて欲しかった気もする。続きを読む
投稿日:2023.04.06
よつば
『いまは、空しか見えない』で嵌った白尾悠さん。 本作も刺さる。 中高年限定の劇団をモチーフに、其々の順風満帆とは言えない人生を丁寧に掬い上げた作品。 「この世界から消えるべき理由」を数える女子中学…生、突然解雇を言い渡された40代独身女性、傲慢を絵に描いた様な中高年男性など登場人物は皆、私達の身近にいそうな人達。 善良な人もいれば悪意しか感じない人もいる。 本文中の「歳月が降り積もっても、人そのものはたいして変わらない」の言葉に共感する。 登場人物に自分を重ね、過去の出来事を反芻し想いを巡らせながら心が浄化されていく。続きを読む
投稿日:2023.02.18
けんさん
このレビューはネタバレを含みます
『無意識のハラスメント、その先に見出す希望の光』 中高年限定の劇団に関わる人達の人生の機微を丁寧に描いた、心に刺さる作品。何かに囚われ、無意識のうちにハラスメントをする人、受ける人。各章ごとに様々な異なる感情を感じさせられ、心揺さぶられる良作。
投稿日:2022.07.18
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