戌島百花, 鈴ノ助 / 富士見L文庫 (2件のレビュー)
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jube
面白かった、短い話だったが、個人的に読んだタイミングが抜群(移動中の暇つぶしでちょうど読み終わるヴォリューム)だったのと、読了感がモヤゼロ。娯楽やねぇ。 でまあ、異世界転生しただけの普通の20代の女性…ハルカの苦悩は全くわからんし、自分の感情も理解できてないポンコツくんリカルド。ここらへん、女性向けファンタジーの鉄板なのか?(しらんけど)。 自分を召喚した魔術師の過去の罪と、自分と同じように異世界から召喚された竜。 ていうか、グラハムはなんなん?もしかして、ポンコツリカルドの美形の呪いに当てられて、腐要素があったので、男性としてのハルカをゆるせなかったのか?!女性となったらいきなりオッケーてそりゃないで、とツッコみたくはなった。ていうか、アルフのほうがカッコええんだが、、。やっぱり女性向けファンタジーは金髪ポンコツ呪美形なんかねぇ。 まあ、テッパンに何人もの男性に好意をよせられる、隠してるのにちゃんと分かってもらえる、とかいうツボはきっちりおさえんとあかんのか。あと、苦労せんとあかんのか。大変だな。 まあ、ハッピーエンドなところがマル続きを読む
投稿日:2023.10.25
いこ
このレビューはネタバレを含みます
ハルカの性別を知ったグラハムの掌返しと、ハルカを陥れようとした宮廷魔術師サモラの顛末が意外だった下巻。 前者はある意味ざまあなんですが、後者は本当に意外だった。 後半のラスボスになるのかと思いきや、策士策に溺れて、ハルカがどうにかする前に権威を自ら落としたし。 まあハルカ自身が、それ以上に立ち向かわなければならないことが多すぎたので、正直サモラに構っている余裕はなかったと思うが。 自分をこの異世界に呼び出した師匠の罪。 そして、同じく師匠に呼び出された者同士としての対決。 サモラを裏でサポートしていた「黒幕」の存在。 そして、性別を偽り、異世界から来たことを隠していたハルカと、そんな彼女の身の上を結局何も知らないままでいたリカルドの主従関係の結末は。 上巻では、ハルカの細い肩に乗ったあまりにも大きく重い責務に読んでいるこちらが押しつぶされそうで、光溢れる未来を全く予想できなかったが、まさかこんな展開になろうとは。 予想を遥かに超えて、幸せな未来が訪れてくれて感極まった。 よくぞ、よくぞここまで辿り着いた! 無論、無傷で辿り着いた訳ではなく、ハルカは唯一自分と同じ立場でいた「怪物」を解放するために命懸けの闘いをし、その命を屠ったことを今後も引きずっていくだろう。 リカルドが自身に施した呪いは、今後も解けることはない。 それは、呪いを受けた者を廃人にする可能性のあるもの。 でも、きっと大丈夫、そう安心して思えるラストだった。 ハルカの弱さをちゃんと理解し「立ち上がらなくてもいい」と言ってくれたリカルド。 そして、リカルドの傷ついていた過去ごと抱きしめたいと思うハルカ、まさに運命の二人だから。
投稿日:2022.03.20
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