新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
北方謙三 / 集英社文芸単行本 (19件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
三上 直樹
未明までかけて読了。金国への侵攻を続けるチンギスですが、どこでホラズムシャー国とかかわってくるのか、回る万華鏡で何を見ているのかストーリーがつながらない気がします。
投稿日:2024.02.20
につ
このレビューはネタバレを含みます
感想 チンギスが金国に留まっている。海というものを初めて見て、果てしない広がりを感じ、梁山泊を訪れた。なんだか海はこれから広げる果てしない版図を、梁山泊は自分の起源に触れて新たなスタートを表しているように感じた。 あらすじ チンギス軍は金国の真定府まで進軍。10万の兵力で布陣した。金国ではこれを討つべく老将軍の定薛を総帥として25万の兵力で迎え撃つも初戦を落とす。 一方、鎮海は西遼の近くに5万人が住める城塞の建設を依頼され、産業を起こし、俘虜を使って必死に街を建設していた。 金国側はモンゴル軍を碌に調べず兵の多さだけを頼りに見下しているところがあった。定薛は義勇兵を含め、50万を集めて、モンゴル軍に当たるも呆気なくチンギスに討ち取られる。 金国では新たな総帥がクーデターを起こし、すぐに討ち取られるなど混乱をきたしていた。
投稿日:2023.10.27
みちょはちゃ
チンギス紀 十一 黙示 北方謙三 ∞----------------------∞ タルグダイが船でラシャーンの出した糞に興奮して?息子と一緒に踊り出しそうな気配。父子で母の糞を手で掬い海に流してやるシーンでこの巻は充分満足。2人でやっと持てる大きさ重さだったよう。 チンギスとかよりも他の部下が結構主になってて面白かった。 いつの間にか普通に登場してるチンカイが、チンギスやボオルチュに無理を言われつつも死にものぐるいで頑張ってたり、長男のジョチが戦の指揮よりそもそもこの親の元に長男として生まれてきたことに苦しんでたり。 テムゲの若い頃とトルイが似てる。この末っ子で甘えんぼの可愛さよ!テムゲは今でこそ叔父とか言われておっさんなんだろうけど、ずっと子供みたくて可愛いと思ってた。その代わりにトルイが出てきた気がする。 2023/04/08 読了 (図書館)
投稿日:2023.04.08
稲石浩司
シリーズ11巻目 チンギスを中心とした物語は金国との戦いですが、相手がしょぼすぎる。 むしろ息子たちの成長がメインになっている感じです。 あと周辺では、西にホラムズや西遼、鎮海城があり、東には礼忠館がありと、周辺の話がとっ散らかっている状態でした。 あと、梁山泊と吸毛剣がかなり絡んできて、大水滸というより、楊家将から続く宋通史と思われます。
投稿日:2022.03.10
mr.satomi
作者のファンのため読み続けているが、 モンゴル史の基礎知識が無いまま、 物語というより、いつもの北方節を楽しみながら淡々と読み耽るのみ。 あとどのくらい続くのだろうかーーー。 久しぶりに現代のハードボ…イルド作品も読んでみたいと思う今日この頃。続きを読む
投稿日:2022.02.17
テムズの畔にて
本巻のメインストーリーはモンゴル軍による金攻略。福興という名政治家と完顔遠理という名将軍がいる意外は人のいない金。本巻最後の局面で遠理がチンギス奇襲を企図してトルイが重傷を負う以外は淡々と攻略が進む。…その中でチンギスは梁山泊を訪問する。 サイドストーリーとしてはチンカイ中心に進むカラコルム西方の鎮海城の建設とケムケムジュートとの繋ぎ。ここに、また、ホラズムのジャラールッディーンがテムル・メリクやマルガーシの助力を得て地歩を拡大し、ゴール朝との国境紛争に臨む。さらに、ジャガ・ガンボ、アサン、タビュアンが楡柳館と繋がる。また、タルグダイは、トーリオを後継に海洋交易を拡張していく。 対金戦はゆるゆる進む中で、将来のライバルとしてのホラズムの勃興と交易ルートの拡張が良い味を放っている。続きを読む
投稿日:2022.02.13
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。