【感想】こうして誰もいなくなった

有栖川有栖 / 角川文庫
(41件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
6
12
16
5
0

ブクログレビュー

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  • matsuri

    matsuri

    有栖川有栖の見本市というくらい、
    様々なテーマの短編小説。

    ミステリーが多めだけどファンタジーやオチがよくわからないものも・・・。話によって好みが分かれそうなイメージ。

    以下お気に入り

    『未来人F』
    江戸川乱歩の『怪人二十面相』のパロディ。
    書き方を忠実に真似ていた。

    『本と謎の日々』
    この本の中で一番好きな話。
    本屋で起こる謎を店長が解いていく。

    『こうして誰もいなくなった』
    アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』を下敷きにした中編。そちらを先に読んでいてもおもしろかったかもしれない。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.08

  • megumi94

    megumi94

    宇宙のオモチャ箱みたいな、不思議とファンタジーとミステリーが詰まった奇妙な短編集。
    有栖川有栖さんの頭の中を覗き見しているようで、面白かった。
    私は線路の国のアリスが好きだったかな。あべこべで当たり前なんてなくて、だけどアリスは自分の感覚でずんずん進んでいく。そうそう、この感じ、ふしぎの国のアリスに会いたくなった。続きを読む

    投稿日:2024.03.29

  • ノブヨシ

    ノブヨシ

    このレビューはネタバレを含みます

    有栖川有栖の作品はどこまでも作者と読者の対決である。犯人さえ知りえない事柄によって最後が結ばれるのはこれまでに読んだことの無い展開で、爽やかな悔しさが残る。いつも素晴らしい作品をありがとう、これからも読ませて頂きます。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.27

  • tamasan7

    tamasan7

    このレビューはネタバレを含みます

    有栖川有栖の見本市、というキャッチフレーズ通りの短編集。個人的には、本屋で起こる日常の謎を描いた【本と謎の日々】が好きだった。学生のとき、自分も本屋でバイトしていたので、懐かしい気持ちになった。
    【こうして誰もいなくなった】は、クリスティの名作をアレンジした作品。事件の最終形態は、偶然が作り出した謎だった(10人目の他殺体が島で見つかったこと)が、新しい切り口でよかった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.15

  • す

    お気に入りは『本と謎の日々』

    どれも読み応えのある短編集でおもしろかった
    ファンタジー色が強いものもリアリティが感じられてよかった

    投稿日:2023.12.12

  • トモ

    トモ

    名前は聞いたことありつつ初めて読んだ作家さんだったけれど、面白いものからよく分からないものまで様々。館の一夜はオチが面白かったものの路線の国のアリスは訳がわからず…

    投稿日:2023.11.25

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