インドラネット

桐野夏生 / 角川書店単行本
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
7
9
15
0
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ブクログレビュー

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  • haji07-2021

    haji07-2021

    12月-21。3.5点。
    親友の父親が亡くなったと連絡を受けた主人公。親友は海外に行ったきり。親友の姉妹も海外。依頼されて探すことになり、カンボジアへ。。。

    ふしぎなスタート、だけど読ませる。自堕落な主人公が、たった一人でカンボジアへ。ストーリーは意外な方向へ。
    さすがに読ませる。ラストがちょっとあっけない。でも面白かった。
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    投稿日:2021.12.29

  • kanaerror

    kanaerror

    展開も設定もとても面白く、桐野さんらしい怒涛の展開でページを捲る手が止まらない勢いで読み進められたのだけど、あまりにも信用できない人が多すぎて、徐々に??ん??となり!結末は「そうきたかっっ!!」の驚きではなく、「あぁ〜、そっちのパターンね」のがっかりパターン続きを読む

    投稿日:2021.12.18

  • あまぐも

    あまぐも

    +++
    この旅で、おまえのために死んでもいい

    平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではない――何の取り柄もないことに強いコンプレックスを抱いて生きてきた八目晃は、非正規雇用で給与も安く、ゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校の同級生で、カリスマ性を持つ野々宮空知と、美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。だがその空知が、カンボジアで消息を絶ったという。空知の行方を追い、東南アジアの混沌の中に飛び込んだ晃。そこで待っていたのは、美貌の三きょうだいの凄絶な過去だった……
    +++

    読みながらまず思ったのは、こんなに劣等感まみれで打たれ弱い青年が、カンボジアという混迷の国へ、なんの予備知識もなく放り込まれて、これほど順応できるのか、ということだった。何もかもが嫌になっている時期に、親友(と思っていた)の父親の死を知り、葬儀に参列したところから、もう巻き込まれていたのだ。遭遇しただれもかれもが、晃をだまし、空知を探させようと企てていようとは、まるで狐につままれたようではあるが、感情が負に向かっているときには、アリジゴクにつかまるように、巻きこまれていくのかもしれない。空知の状況も、晃の気持ちも、純粋で切ないものではあるが、辿り着くまでの過程に比べて、ラストが拍子抜けの感が否めない。壮絶な目に遭ってきたのは判るが、ハッピーエンドは望めなくとも、もっと他の結末はなかったのだろうか。思いはさまざまあるが、異国の空気を感じられるような一冊でもあった。
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    投稿日:2021.12.17

  • hosinotuki

    hosinotuki

    友人の父親の通夜に出たことからカンボジアで行方を絶った友人を探す旅に出る。
    これでもかっていうぐらいダメ人間の主人公が騙されボラれ死にそうになりながら、空知を探すのは恋人を探している様でもあり現実逃避しているだけのようでもある。
    そして驚愕のラスト。突然ハシゴをはずされ戸惑いが残った。
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    投稿日:2021.12.13

  • sarubobo-papa

    sarubobo-papa

    友を求めて異国の地を彷徨う青年の物語。

    第一章 野々宮父の死
    第二章 シェムリアップの夜の闇
    第三章 ニェットさんの青唐辛子粥
    第四章 さらば青春
    第五章 冷たい石の下には
    第六章 インドラの網

    契約社員の八目晃は、親友・野々宮空知の父の葬儀で、失踪している野々宮三兄妹の捜索を依頼され、カンボジアへ飛ぶ。

    予備知識もないまま、苦難を乗り越えながら、空知たち兄妹の出生の秘密を知っていく。

    虐殺や独裁というカンボジアの不安定な国で生きる青年のあがきを描く。


    今ひとつ伝えたいことが解らなかった。
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    投稿日:2021.11.15

  • hiro-ism

    hiro-ism

    カンボジアで失踪した高校時代の友人を探しに行くことになった社会の底辺に近い主人公が色々なものに巻き込まれていく
    若者の成長譚のようでもあり、ミステリやサスペンス要素、カンボジアという国の内情なども描かれている
    話がトントン拍子に進みすぎる感はあるが一気に読ませる筆致は流石
    続きを読む

    投稿日:2021.11.15

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