【感想】108回殺された悪役令嬢(1) すべてを思い出したので、乙女はルビーでキセキします

鳥生ちのり, なまくら, 鍋島テツヒロ / KADOKAWA
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 悪役令嬢物としてはかなり斬新

    「108回死んだ悪役令嬢が109回目で幸せを目指す」というプロット自体はありきたり。一般的な悪役令嬢物ならそこまでだが、本作の場合はその裏であれこれ企む悪役がいるという舞台設定になっている。この点が他の悪役令嬢物と異なる点で、他作品にはない強い個性を与えている。
    ストーリーは、コミカルな描写が多い一方で残酷で苛烈な描写も多く、これもまた他作品にはない重みがある。コミカルとシリアスのバランスも良く、程よい緩急・メリハリがある。
    キャラクターやその個性・構成・台詞回しや単語選び等も上手で、作品全体の完成度は総じて高い。まだ1巻だが十分良作だと思う。
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    投稿日:2021.05.30

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