【感想】乗客ナンバー23の消失

セバスチャン・フィツェック, 酒寄進一 / 文春文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • よおこ

    よおこ

    若い頃はサスペンススリラーのようなものもそこそこ読んでいたのだが、近頃は全く手に取ることもなく、久しぶりにこのような作品を読むとどきどきしてなかなか先に進めない。痛そうな描写は飛ばし読みしたいけど、そんなことすると話がわからなくなるかもしれないし。読み終わるのに本当に難儀した。続きを読む

    投稿日:2023.09.24

  • kemukemu

    kemukemu

    二か月前に航海中に失踪した少女が、同じ船の航海中に突然現れる。

    豪華客船に潜む謎の失踪事件、そして主人公の妻と子の自殺の謎。

    豪華クルーズ船の旅、それはステータスであり憧れの対象。一方で、確かにこの本にあるように、大洋航海中に飛び込めば捜索は困難で、自殺にはもってこいの場所である。さらに、いったん外洋に出てしまえば、次の寄港地までは閉ざされた空間となってしまう。
    憧れの場所とは似つかないこの現実が、物語の異様性を構築する絶好の舞台となった。

    読んでいて、投げやりになった囮捜査官という主人公マルティンの置かれた状況にやや違和感を感じるも、帯の宮部みゆき氏推薦「ジェットコースター・スリラー」のとおり、登場人物の謎の行動と出来事でとまらない読書となった。

    映像化はないのかなぁ……。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.21

  • タッキー

    タッキー

    ドイツミステリー。なかなかつかみどころが最初分かりませんでしたが、読んでいくうちに、先が気になって読まされる本でした。クルーズ船で失踪した刑事の妻と息子。その失踪の謎を追うというストーリーです。小刻みに場面が変わるので、読みやすい反面つかみにくい感じはしましたが、まあそれなりに楽しめたかなぁという気がした作品でした。続きを読む

    投稿日:2022.02.05

  • ごまちゃん

    ごまちゃん

    次から次へと事が起こって、ジェットコースターのような話の展開。登場人物も多くなく読みやすかった。楽しめた!

    投稿日:2022.02.04

  • Ghost Rider

    Ghost Rider

    書店で見かけ、面白うそうと思い、やっと手に取る。

    久しぶりのミステリー。

    大西洋横断航路の豪華客船「海のスルタン」に「乗客23号」が現れる。

    過去に同じ船で妻と子供を失った囮捜査官、この船で生活している老人女性からの電話を受け、客船に乗り込む。

    密室の豪華客船で起こる不審な事件。
    帯に書いてある通り、ノンストップミステリー。

    残念なのは題名。現代通り「パッセンジャー23」でいいんじゃないかな。
    続きを読む

    投稿日:2021.12.19

  • shiroyagie

    shiroyagie

    グイグイ読ませるミステリーでした。いろんなひとが出てきて、いろんなエピソードが同時並行で進んでいきます。でも、短い文章で矢継ぎ早にスリリングな場面を入れ込んで、そして、場面切り替えの直前には、続きが気になるヒキで締める。だから、読者をつかんで離さない。「いろんなひとが出てきてよくわからんなー」とはなりません。すらすら読めるし、続きが気になって仕方ない。やめられないとまらない。読後の印象は『その女、アレックス』に近かったです。【2021年11月4日読了】続きを読む

    投稿日:2021.11.28

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