【感想】転送者 皆川亮二短編集

皆川亮二 / ビッグスピリッツ
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • yoshimitaka

    yoshimitaka

    皆川先生の短編集。どれもこれも絵が良い。
    とにかく絵の力というか説得力、漫画として訴えてくる力が凄い。
    サイレント(台詞・書き文字無し)でも強烈に印象が残るんですよねぇ。ホントに凄い。

    …で。
    物語としてみると、どの作品も何故かシュールな笑いが。それがカッコよく見えてしまうのが画力マジック(笑)
    そういう意味で「S.O.L」は珠玉。
    どう考えてもギャグなんですが、惚れてしまうレベルでアクションと魅せ方がカッコいい。達人の圧倒的な強さの描写が凄いんですよねぇ…。

    ちなみに、「the Killing Pawn」は破壊衝動がどうとかそういう問題ではない(笑)
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    投稿日:2021.07.24

  • ofellabuta

    ofellabuta

    皆川亮二の初となる短編集。SFアクションから野球に戦記物と内容はバラエティに飛んでる。巻末に収録された「進撃の巨人」の諫山創原作の将棋漫画がバカバカしくて良い。

    投稿日:2021.05.09

  • まいつき

    まいつき

    皆川亮二短編集。意外なことに、俺が初短編集だそうです。連載作品が多いので、読み切りを書く時間が取れてないのかな。切れ目なく連載(しかも長期にわたって)をしている印象です。5作品収録。

    「S.O.L」がいい。なんでもない一般の人が、実はとんでもない実力を持つスペシャリスト。風と笑う女豹夫婦を思い出してしまうのですが、このおばさんも彼らに劣らず、ギャップがすごいです。
    知ってる?野菜って刺さるんだぜ。

    最強の棋士を目指す「the Killing Pawn」。
    いや、ちょっと待て。最強の棋士って、そういうことじゃないってば!
    オチもいいよね。二歩という反則を犯した上で、さらに反則を加えて強引に勝ち切るというね。試合に負けて勝負に勝った、みたいな感じですが、違いますから。いろいろ違います。
    ほんとに馬鹿馬鹿しくて好き。絵の迫力と、物語の勢いでいろいろねじ伏せてゆくスタイル。
    嫌いじゃないぜ。
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    投稿日:2021.05.04

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