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谷村志穂 / 角川書店単行本 (10件のレビュー)
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よつば
不愉快。 読みながらどんどん気持ちは沈み不快さが増して行く。 恋人のスマホを見ても良い事はないと巷で良く見聞きする。 本作の主人公、香菜子が見てしまったのはクローゼットの奥にしまわれたPC。 その中…には夫と愛人の21年以上に渡る濃厚なメールのやり取りが残されていた。 不倫を全否定するつもりはないけれど香菜子が二人の息子の子育てに奮闘している最中に愛人との逢瀬を楽しむ夫には嫌悪感しか感じない。 不倫に酔ってその一部始終を本にし出版する愛人の行動も理解し難い。 人には守るべき最低限のモラルがあるはずだ。 読後は不快感Max。続きを読む
投稿日:2023.02.16
まよたま
どっちも愛されてほっとかれたんだよな。でも愛され方とほっとかれ方が違う。自分だったら…どっちに共感できるか…
投稿日:2021.11.09
ぴょん
夫のこんなやりとりを見つけたら、うん、あたしも全部読んで探ってしまうわ。知らなければ全然気にならないのに、ちょっとでも知ってしまうとそれはもう止められない(笑)。 他人の生活を乱したくなければ、いらな…い連絡はしないことだな。続きを読む
投稿日:2021.09.24
あの屋
なかなかどろどろしていて、あまり気持ちの良い話ではないけれど、構成も文章も力があって、読み進められました。 2021/7/18読了 2021年の41冊目☆
投稿日:2021.08.14
ありんこゆういち
既に通り過ぎてしまった時代の夫の不倫の証拠を発見してしまったとしたら、それを許すことが出来るのか・・・。 ドロドロしているし、なんともやり切れない話なのだけれども、スイスイ読んでしまえるんですねえこれ…が。 還暦を過ぎてお互い悠々と生きて行こうと思っている矢先に、不倫メールのやり取りを見つけて、それが気にならない訳が無いですよね。僕だったら絶対見過ごせないだろうなあと思います。別れるかは分からないけれど糾弾すると思います。 自分が子育てで奮闘中に夫は恋に身を焦がしていた訳で、虚しさに襲われてしまう事は避けられないでしょうね・・・。 見たくないのに最後までメールを読んで、その女の姿を確認しに行ってしまう気持ち。分かる。続きを読む
投稿日:2021.08.11
みかん司書
被写体の斜め後ろから当てる半分だけの逆光は、最も美しくて最も捉えにくい光だという。それで撮る花は、生命力が透けて見える。 その美しい花もいずれ萎れたり折れたりする。 これがタイトルに。 幸せな夫婦がい…て、ある時夫のメールを盗み見たことから夫の不倫が発覚。 初めは奥さんの目線だったが、後半は不倫相手の女性目線に変わる。 美しいストーリーみたいに書いてあるが、男がずるい。 本当にずるい。 奥さんも、不倫相手の女性もすごく苦しみ続けた。 不倫相手の女性はその自分の恋愛を小説にして出版するとか狂気の沙汰だと思う。 墓まで持って行ってほしい。周りの人全てを傷つける行為だと思う。 ハッピーエンド風だが、お互いにモヤモヤはないのか?疑問。 許すことができる器の大きな女性だったということなのか? 私がモヤモヤなまま。 しかし、始めから終わりまで 先が気になり一気読み。続きを読む
投稿日:2021.07.01
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