【感想】錨を上げよ <四> 抜錨篇

百田尚樹 / 幻冬舎文庫
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
3
5
9
2
0

ブクログレビュー

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  • jitan

    jitan

    北海道から大阪の実家に戻った又三は、ビリヤード場で知り合った保子と恋に落ち、電撃的に結婚。
    さらに大学時代の親友・柿本に紹介された放送作家の仕事も軌道に乗り始める。
    とうとう風来坊を卒業し、安住の地を手に入れたかに思えたその時「ある一夜の出来事」が彼を地獄に突き落とす。
    又三は波乱万丈の人生に無事に“錨を下ろす"ことができるのか。
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    投稿日:2024.02.11

  • みなと

    みなと

    読み終わってしまった
    30になった又三
    浮気された方が後悔したり心痛めたりするの本当嫌
    浮気した保子再婚して子供いるのだるいけど、浮気した人とより戻すのも地獄だからまあいいか
    幸せにならないでほしい

    又三が愛で報われるところまで見たかった気持ちある

    放送作家やめてタイに行ったりスーパーの店員に戻ったり
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    投稿日:2023.12.10

  • ちてこ

    ちてこ

    このレビューはネタバレを含みます

    2011年(第8回)。4位。
    己の愛の限界を知った又三。根室をすたこら、大阪へ。実家は、母は痔、竜之介はアメリカ出張で母に毎月5万年送金、剣之介は宗教段代の合同結婚式で結婚、東京に住み、正樹は高校落第中。ビリヤード屋で会った保子と電撃結婚することに。子もできたが流産。専業主婦となった保子はジャズダンスイントラと不倫、現場を押さえられる。許せない又三は離婚。タイへ。タイで会ったインテリと文学論など交わす。東北でタイ人と結婚、彼女がいなくなったためタイに探しにきた男のために彼女を探す。日本ヤクザのところにいた彼女を見つけ出したが、彼女は東北男のことなど愛していなかった。保子と復縁したいと思い、東京へ戻るがすでに再婚していた。なんか終わり方が唐突。

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    投稿日:2023.07.04

  • おい

    おい

    現時点で最も感動や影響を受けた作品、これからもそうであり続けると思う
    自分の信念に従い、戦い続けた男の物語。自分もそうなりたい、というより無意識化にでも影響を受け続けると思う。
    もちろん、百田作品のため、極端化されていることを考慮する必要がある。続きを読む

    投稿日:2023.01.02

  • cath

    cath

    遂に最終巻。今までの破天荒な様子から一変。仕事について、愛についてじっくり考え向き合う様子が多く感じられました。
    柿本との再会も話の展開に期待大でした。アウトローな二人が行動を共にする大学時代の様子は痛快でしたが、今回は以前のような無茶をすることなく、コツコツ仕事をこなす二人の様子に小さく収まってしまった感があり年月の経過を感じました。
    そしてタイで知り合った影山。又三も一目置き、絶大なる安定感でした。又三に協力するも境界線をしっかりと引き一線を越えない付き合い方はカッコよかったです。
    話の流れがいつも突拍子もないので、先が気になりどんどん読んでしまいますが、ところどころに哲学的な筆者の考えがずっしり入ってくる作品でした。
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    投稿日:2022.07.26

  • きしん

    きしん

    破天荒な人生を歩んでみたいと思うことがよくある
    この本はそんな場合の自分を想像させてくれる本だ
    あまりにも我慢が効かなかったり、女性に対する考え方が旧時代的だったりするが、とても親しみを覚えた

    文中の知的な比喩にはついていけなかった続きを読む

    投稿日:2021.12.28

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