バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

バラク・オバマ, 山田文, 三宅康雄, 長尾莉紗, 高取芳彦, 藤田美菜子, 柴田さとみ, 山田美明, 関根光宏, 芝瑞紀, 島崎由里子 / 集英社学芸単行本
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
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ブクログレビュー

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  • hototogisu72

    hototogisu72

    大統領として判断、決断プロセスが見たかったが、前半は選挙戦のグダグダで期待はずれ。
    文書や言葉使いがまどろっこしいので無駄に長文といった印象。
    博学が悪い方向に向かってる

    投稿日:2022.01.29

  • ciel

    ciel

    脚注や巻末注が嫌いで、思考の過程を大切にする考えに共感します。つい説明しすぎて長くなっちゃうんですよね。

    yes we can、陳腐だと思ってたんだ笑

    暗殺の身近さの感覚が全然違うなって思ったし、割安のチャーター便だと別の都市に連れて行かれたり、パイロットが一般のコンセントから延長コード引いて飛行機のバッテリーを起動させようとしたりがあることに驚いたw

    自分ごととして問題と向き合って実のある話し合いで対策を検討して対応していく人たち、形を気にする人たち、関係ないところで闘っているつもりの人たち、無名から大統領までの道を歩んだ人の目線で、いろんな様相が見えて面白い。

    「ミシェルとともに投票をすませてから」の一言を見て、そっか大統領候補も投票するのかと気づいた。「選挙活動のための借金も返さなければならなかったし」で敗れた候補者に残る負債を知った。そういえば気に留めたことなかったな。

    日本だと若ければ若いほど戦争って過去の出来事感が強まりがちだけど、自分が大人になってからも海外では起きていて、現在進行形の身近な出来事なんだなって改めて感じた。
    宗教とか戦争とか、日本にいると正直感覚があまりわからない。
    続きを読む

    投稿日:2022.01.24

  • エクレア

    エクレア

    オバマ氏を支持する、しないに関わらず、選挙や政治、特に大統領としての決断の背景が細かく知れて、とても興味深い。

    読者に語りかける文体が読みやすい。
    ただ、文字量と情報量が多いので、読むのに少し時間はかかるかも。続きを読む

    投稿日:2021.10.10

  • ケイ

    ケイ

    購入した本。
    読もうと思った理由は二つある。
    一つ目は、アメリカ経済を知る上で政治に関して無知ではいられないからだ。
    二つ目は、世界最高権力者であるアメリカ大統領のリーダーシップやその時々の考え方について知りたかったからだ。


    猟官制度は良いものだと感じた。大統領選挙に功労ある民間人が役人になる制度は政治が腐敗しつつある日本に良いかもしれない。それによって組織に新陳代謝がもたらされるからだ。

    リーマンショックを経て、オバマ大統領がストレステストを創り出したことに驚いた。銀行の資産状況をチェックするこの制度は今も続いており、加えてリーマンショックからの立ち直りに大きく寄与したことは知らなかった。

    まだ上巻であるが、この本を通してバラク・オバマの精神力と失敗から学び、次に生かそうとする姿勢は素晴らしいものだと感じた。いかに大きな権力を持とうと職務をフルパワーで全うするその姿勢は学ぶべき部分。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.25

  • petercat

    petercat

    大統領裏話以前に、本書に現れる知性と人格。読んだ本、見た映画、聞いた音楽が世界で参照され参考にされる国のトップはオバマさんくらいしか思いつかない。何冊目かの著書のようだが、「民主主義が、独唱でなく合唱で成り立っていることを私達に教えてくれる」なんてプロでもそうそう書けるものではない。
    外国人なので「選挙戦でアイオワでこんなことが」「あの政策の裏にこんな人物が」など細かいことには興味がなく流し読み。米国大統領とは、を知る本として読んだ。
    ヒラリー・クリントンは対オバマでなければ初の女性大統領になっただろうに、タイミングが悪かったとしか言いようがない。また、アメリカという国はオバマ氏とともにトランプ氏を大統領に選出する国で、改めて振り幅に驚かされる。とはいえ、大統領選は、国民から選ばれるために骨の髄まで徹底的に鍛えられるプロセスだとよくわかる。日本では「国民が選べない国のトップ」であるところの自民党総裁選の話題でもちきりであり、それこそが米国の民主主義の懐の深さなのだろう。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.09

  • じょ~ろん

    じょ~ろん

    ずっと読みたかった本だが、その長さ故に後回しになってしまった。

    アメリカ大統領の回顧録なるもの読むのは初めてだが、率直な心情の描写もあり、非常に読みやすい。まるで一冊の長編小説を読んでいるようでもある。

    上巻では政治を志してから、大統領が当選直後の内容で記載されている。

    政治を志した理由、上院議員になるまで、民主党内での候補者選び、共和党との候補者との戦いは、理想に燃える著者が現実に苦悩しつつ、家族と仲間に支えられながら大統領という職になるまでが描かれている。

    当選後、まずは、金融サブプライムローン問題への対処及び軍事関係への対処などで上巻は終了。

    読んでいて非常に面白いのは、単なる記録ということではなく、著者自身の思いや考えが非常に強く反映されているところである。

    夫としての葛藤、父としての葛藤、祖母との心温まるやりとり、大統領選挙をずっと出大統領選挙を通じて知り合った支持者との交流等、何もかもに心が満ちあふれている。

    特に惹かれた場面は、著者がなぜ大統領にならなければならないのかを妻に問われているところである。なぜ自分は大統領にならなければいけないのか、どういったアメリカを作っていきたいの。これが彼の原点であり、そういった信念があったからこそ8年間の任期を全うできたのであろうと考える。

    また、思わずクスッと笑えるジョークも所々入っており、読んでいて心地よい。これも人柄によるものだろうと思う。

    下巻も楽しみだ。
    続きを読む

    投稿日:2021.08.22

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