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古野まほろ / 光文社新書 (7件のレビュー)
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黒花
警察官の制度について詳細に書かれており、とても勉強になった。そして、名探偵コナンが好きな私としては、「目暮警部はこうやって警部になったのか」「佐藤刑事は結構出世が早かった」などコナンの作品での刑事の立…ち位置についても知ることが出来てとても面白かった。続きを読む
投稿日:2022.05.24
アサミ
気になるパートだけ飛ばし読み。かなり細かい内容で面白かった。あとキャリアをめっちゃ勘違いしてた。 そういえば相棒で亀山が地方公務員の権利を使って免職を免れた回があったわと思い出した。
投稿日:2022.02.11
テムズの畔にて
警察官の99%以上を占める地元採用のノンキャリア警察官を対象に、出世と人事について、階級・職制・専務の切り口で解説。警察内部での人事・組織構造が極めて分かりやすい語り口で書かれている良書。 特に面白…かったのは、以下の点。 ・無試験昇任のキャリアと違って警視までは基本的には試験を通らなければ昇進できない。警視正以上で普通の人事の中で選考される。 ・現場実務は警部補まで、警部以上は内勤や管理業務が多い管理職 ・警部補をハコ長とする交番と、警部補をトップとする警察署の係は同格同構造。警部をトップとする警察署の課と警部をトップとする県警本部の係は同格。警視をトップとする県警本部の課長と警視である警察署長は同格、というように組織の上下関係が極めて整然と整えられている ・どの会社でも職能は専門分化しているが、大抵採用区分や採用後に振り分けている。警察は入口は一緒で、交番勤務を経た後に、生活安全・刑事・交通・警備の現業4専務が、それぞれギルドのように存在し、当該専務に入るための試験もある。これで専門を分けている。地域部門は、非専務で下に見られている。検挙が目的の刑事と泳がせて情報を集める警備はとりわけ相性が悪い。 ・専務の中で、例えば、警備の中の警備、公安、外事、生活安全の中の薬物、少年のようにサブカテゴリーがある。 ・現業4専務に、総務・警務(総警務)を加えれば6専務だが、人事・予算・組織を握る最強の総警務は、各専務からの人出しで成り立っており、良いポストを自らの専務で確保するためのしのぎが削られている。 ・従って、昇任試験をパスし、専務入りして専務の中で地位を上げていかないと偉くなれない構造。 ・県警本部における各専務の部長(キャリアに召し上げられる場合は、その下の◯◯部参事官)が専務のラスボス。大規模県で警視長、小規模県で警視正でこれが地元エリートの最終ポスト。 ・専務間では「人事交流」制度が存在するなど、最早、他官庁の如き距離感。続きを読む
投稿日:2021.08.05
horinagaumezo
ノンキャリアの警察官を中心に、その出世及び人事の仕組みを「階級」「職制」「専務」「実績」「その他」の5変数の観点から解説する。 生活安全、刑事など警察部内の専門分野でギルド的な存在である「専務」という…概念はよく知らなかったので、特に興味深かった。(ノンキャリア)警察官の世界では、どこどこ大卒のような世間一般的な学歴にはまったく重きが置かれていないが、警察部内における学歴(新任巡査の警察学校における成績など)には異様にこだわるという指摘も面白かった。続きを読む
投稿日:2021.07.31
モゲラ
昇任と昇進、専務と地域など、タイトル通り警察の出世と人事について、フォーマルな面からインフォーマルな側面まで解説。
投稿日:2021.01.04
じょ~ろん
「警察」という組織のリアルが丹念に描写されている良書。警察ものは色々と読んできたが、タイトル通り、まさしく「出世」と「人事」に特化した内容で非常に興味深い。 それぞれの会社にはそれぞれの出世と人事の…法則はあるのかと思うが、警察という組織をひとつの会社として見たとき、ここまでわかりやすく具体的に書かれているものは他の組織のものも含めてこれまでは無かったように思う。 警察24時等に興味がある人や「ハコヅメ」を読んでいる人におすすめしたい。続きを読む
投稿日:2021.01.01
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