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中山七里 / 光文社文庫 (61件のレビュー)
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総合評価:
thutomu
能面だけど魅力的
今度は、感情を一切表さない能面検事か。 作者らしく、キャラやストーリー展開が素晴らしく、最後まで飽きさせない。 能面で本当なら感情移入できないはずが、どんな圧力にも屈しない姿勢を貫くことで魅力的な…検事になっている。続きを読む
投稿日:2023.05.11
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白川玉助
面白かったです。
安いときに買っておいて、つんどくフォルダに入れておいたのですが、ぼちぼち読まんと、人生終わってしまうぞと思い、読み始めました。いやぁ、とても面白かったです。それで、続編をと思いはしたのですが、いやはや…、高いですね。電子書籍やのに、ハードカバーの本と同じ値段というのは、なんだかなぁと思うのは、私だけやないと思いますねんけどな。続きを読む
投稿日:2023.06.23
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tweelingen16
能面と陰で揶揄される程、表情も態度も変わらない検事 誰にも感情を見せず、態度を崩さず、お世辞も言わないし、迎合もしない しがらみも足枷もないが、表立って協力してくれる仲間もいない 畏敬する者はいても敬…愛する者はいない、言い得て妙だ それでも冤罪を防ぎ、自身で真実を見つけ出してきて、仕事はすこぶるできるから、疎みながらも認めざるを得ない こんな人現実にはいないんだけど、余計な話(能面なのに感情が揺れるとか能面に至るまでの経緯とか)の詳細がないから、淡々とストーリーを追うことができる 短編集のようで、全ては繋がっていて、結末はなるほどという感じ続きを読む
投稿日:2024.04.08
ka2te2
不破検事いいです! 流儀の根っこにあるのが、能面になるあの事件だとしたらそれはもしかしたらあの弁護士先生とも共通する点があるのかも。 とにかく憧れてるので早く次作が読みたい!
投稿日:2024.03.05
きりゅ
中山先生の作品の主人公はデカも弁護士も検事も格好良い。不破は表情筋が凍りついた「能面検事」と言われている。その不破についた新米事務官はまだまだコンビというには頼りない、すぐに顔に出る惣領美晴だ。もうと…ても面白くてあっという間に読み終わった続きを読む
投稿日:2023.12.31
モンロー
能面と呼ばれる不破の仕事や法に対する考え方が好きです。人それぞれの正義感を見られるからリーガルものがやっぱり好きですね。 不破なりのぶれない芯があって、そのせいで生まれる不和を心配する事務官。面白かっ…たです。続きを読む
投稿日:2023.12.14
j
ポーカーフェイスに徹する主人公の検事。 顔に感情が出過ぎる新人検察事務官。 お互いあゆみより、理解し合う展開かと思いきや 最後まで自分の流儀を貫き続ける主人公。 かっこよさ、潔さを感じた。 (しかし、… この先のことも気になり、続編へ期待。) 自分の手法、自分の流儀で 仕事を進めているという主人公に、 自分自身には仕事において手法、流儀はあるのだろうか? と思わず考えてしまった一冊。続きを読む
投稿日:2023.11.19
ktaropiacere
能面刑事の言っている言葉が突き刺さる。新米の事務官との対比が特徴的で、おそらく映像で見ていたら事務官にいらつく私自身を想像出来る。 事件解決に向けてのピースが最後にまとまる感じと、事件だけでなく組織の…怖さを感じた作品。続きを読む
投稿日:2023.11.09
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