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山本幸久 / 角川文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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たいよう
67歳と12歳のドタバタツアー!ふたりの旅の様子も楽しいし、ゆかりさんのこれまでの人生に感じ入りいい話でした。
投稿日:2023.11.13
なんてひだ
話すスピードに流れに自分に合っていると思う、純粋に好きなのね自分。出ると直ぐに読み始めるので、アヒルバスとは違う文体だったなあって言うのが感想ですね。どこが違うと言われると困るけど、シリアスな雰囲気が…ずーっと続くし、背中の帯と全然違う感覚的に、2人旅なんだけども、枠に当てはまらない、それが友達なんだけども、いい関係。はちゃめちゃな縁ではないちゃんとした女の子だから、色んな出会いと色んな過去と混ざり合い作られた話は本当に面白い、旅の目的が要と思いきや単なるきっかけで、2人の出会い最高だった続きを読む
投稿日:2023.08.26
ゆみこ
* これぞまさしくリア充。そうだ、六十七歳だってリア充はできる。 * 67歳の元ムード歌謡歌手ゆかりはドサ回りの旅の途中、12歳の家出少女縁(ゆかり)に出会う。公演は行く先々でトラブルに見舞われるが、…それを乗り越えてふたりは強い絆で結ばれていく。 . 少し天然なおばちゃんって感じのゆかりにも実は辛い過去があって、それが場面場面で少しづつ回想されていて、今回のドサ回りで縁に出会ったことでその過去にも向き合うことが出来ていたのが深い。友情に年齢は関係ないと思った。 続きを読む
投稿日:2022.01.30
iyoharuka13
67歳の元ムード歌謡歌手と、何故か彼女の歌に涙する12歳の家出少女。55歳の年の差を超え2人は強い絆で結ばれていく。笑って笑って、ラスト1行に涙する人生讃歌。極上のロードムービー小説。 人生の日陰者が…、人生最後のスポットライトを求めて全国ドサ回りの旅へ。トラブル続きは山本幸久ワールドのお約束だが、いつの間にか一緒に旅している気分になる。「運命に逆らわなきゃ」って言葉が、とても心地好い。最後の最後まで可能性を信じる気持ちを大切にしたい。続きを読む
投稿日:2021.04.06
1462148番目の読書家
才能に恵まれたけど花開かず、一人娘を授かったけど二度失い、人生のあれやこれやを飲み込んで耐え忍んで生きてきたゆかりが67歳にして初めて運命に逆らう。相棒に12歳の家出少女を引き連れての復活ライブツアー……。 シャンソンの調べと昭和のムード歌謡の香りがしっかりと絆をつないでいく、同窓会みたいな懐かしい、けれどちょっと遠いところの空気に包まれます。 ゆかりを支える人の輪が3世代に脈々と続くのがステキです。真っ直ぐに育った娘とその養い親が惚れ惚れするほど魅力的です。そして相棒縁の母子もチャーミング。嬉しい文庫書き下ろしの短編でもほのぼのします。 ゆかりさん、アヒルバスの出身なんですね♪続きを読む
投稿日:2021.03.24
yokota3716
夢物語なのかな。 読めば幸せな気になります。 出来過ぎと感じるけど物語ならいいのかなと思います。 現実は辛いですからね。
投稿日:2021.01.09
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