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犬塚理人 / 角川文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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しんた
ネットの私刑と過去の犯罪などをテーマにしている。興味深い内容だし、スラスラと読めるのは強みなのだが後半に至るに連れて話がごちゃっとしてしまった点が残念。また物語の展開もどこかで読んだようで既視感がある…。悪くはないのだが、もう少し没頭できるような内容にして欲しかった。続きを読む
投稿日:2024.03.20
herogroove
★★★ 今月3冊目 設定が実話モチーフもあると思ったら案の定。少年Aの公正とネット自警団との話。 これで横溝ミステリ大賞か。 さほどでもない
投稿日:2022.03.07
kaorukaeru
二十年前の女児殺害事件に絡んだお話 監察の男と借金督促の仕事の女のふたつの話が 交互に展開されやがて交差する 序盤はゆっくりめな感じでどうなんのかな? と思いながら読み進みました 中後半からは早い展開…な感じでした そして、なるほどそういうことでしたかといった 結末でふむふむ読了続きを読む
投稿日:2021.06.29
トラ
ネットリンチする側が狩られる側に・・。サカキバラみたいなやつは、大人になってもさらされて当然なのか? 最後の謎解きというか事件の全容がはっきりして良い、あとテンポが良くて、人間描写がシンプルで読みやす…い。 ただ一つ、弁護士が他殺か自殺かは謎のままだったのが気になる。続きを読む
投稿日:2021.02.21
nao
前半はなかなかの疾走感で、お?と思わされたものの、終盤の風呂敷の畳み方が雑すぎて残念。 監察官の設定をもうちょっといかせればよかったのかも。
投稿日:2020.11.28
シキモリ
猟奇殺人を犯した元少年Aへの私的制裁の是非という重いテーマの作品。荒削りだがこれがデビュー作とは思えない巧みなプロットと伏線回収の妙がある。序盤からグイグイ読ませてくれるが、中盤以降は失速し、終盤は盛…り上がりを欠く展開。物語の落とし所自体は然程悪くはないが、人間ドラマの書き込み(特に元加害少年と被害者家族)が圧倒的に不足しており、テーマの重厚さに反したライトな作風がちょっと残念。尤も、この題材は取り扱う際の【さじ加減】が非常に難しいのだけれど。装丁は単行本のイラスト画の方が不穏さを醸し出していて好きです。続きを読む
投稿日:2020.11.27
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