自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか

テンプル・グランディン, リチャード・パネク, 中尾ゆかり / NHK出版
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • diastella

    diastella

    自閉症当事者の作者による、自閉症の脳の特徴や働き、思考パターン、その活かし方などについて書かれている。難しい内容も含むがとてもわかりやすく書かれており、自閉症側の視点から理解することに役立つ。何度か読み返したい。続きを読む

    投稿日:2020.06.29

  • QAZ

    QAZ

    DSM-5の変更点に対する考察とそれらの特性に対して、広範に情報をまとめた本。診断名ではなく、その特性に注目すべき、という主張と根拠が著者の伝えたい事だと思うし、内容には納得感があります。

    投稿日:2018.04.01

  • rl

    rl

    8章 活躍の場を切り開く
    p.257 職場で気をつけたいこと
    ●言いわけをしない
    ●人と仲よくする
    ●感情をコントロールする
    どうやってコントロールしたらいいのか。泣くことをおぼえるのだ。どうやって泣くのか。「泣いてもいいんだよ」と自分に許可するのだ。…人前で泣くことはない。仲間の前で泣かなくてもよい。ただし、人をなぐったり、ものを投げたりするくらいなら、泣いたほうがいい。…泣く少年はグーグル社で働けるだろう。だが、コンピューターを壊す少年は働けない。…
    脳科学の観点から見ると、感情のコントロールは、前頭葉から出るトップダウンの抑制にかかっている。感情をコントロールできないなら、感情の種類を変えなければならない。仕事を続けたければ、怒りを失望に変える方法を学ぶこと。ある雑誌で、スティーブ・ジョブスは失敗すると泣くという記事を読んだ。だからジョブスはまだ仕事をしていられたのだ。
    ●マナーに気をつける
    ●自分自身ではなく、仕事を売りこむ
    ●指導者を活用する

    p.274 思考タイプ別の向いてる仕事
    ●画像で考える人
    製図技術者、写真家、動物調教師、グラフィックアーティスト、ウェブデザイナー、機械整備士、他
    ●言語・事実で考える人
    ジャーナリスト、翻訳家、専門小売店、司書、証券アナリスト、原稿整理編集者、会計士、簿記係、記録管理者、言語療法士、法学研究者、テクニカルライター、銀行の窓口係、他
    ●パターンで考える人
    コンピュータープログラマー、エンジニア、物理学者、音楽家・作曲家、統計学者、化学者、音楽教師、数学データの検索アナリスト、投資アナリスト、保険数理士、他
    続きを読む

    投稿日:2017.08.31

  • kenwabookshelf

    kenwabookshelf

    実際に著者自身が自閉症という診断を受けていた方で、自閉症における脳がどうなっているかなど、非常に意欲的で、示唆に富んだ本。自閉症スペクトラム(スペクトラムというのは連続性という様な意味です)という言葉に表される様に、『自閉症』と俗に言う『健常者』という明確な境界線はあるのかなど、非常に考えさせられる良書です。続きを読む

    投稿日:2015.11.28

  • 楽描人カエルン #絵で世界をなめらかに

    楽描人カエルン #絵で世界をなめらかに

    当事者が書いた分かりやすい本だ。自分のキャリアを考えるティーン、見直したい20代は、先ずは目を通すべき。貴方が自閉症スペクトラムと診断されてなくても。
    画像で考える、言葉・事実で考える
    、パターンで考える。自分の強みを理解し、まずは成果を出す。そのためのヒントの本である。また、診断名は役に立たない場合があることも述べている。
    自分は診断名は無いだが、イロイロと当てはまる。画像で考えるタイプなのだが、他の人もそうなのだと信じて疑うことは無かった。今になってみると、絵を描く練習をみっちりやり、アニメーションの世界に入り、コンピュータが得意なことを活かして3Dアニメに進むのが自分の転職だったと思っている。まぁ、当時は全く思いつかなかったけど。
    他の本だと、視覚優位、聴覚優位、音楽優位とでも言うところを、画像、言葉、パターンと置き替わっている。本書の定義の方が自分の強みを考える上では分かりやすいと思った。
    ティーンにはアスペルガーの診断を受け、仮にその傾向が出たら、自分のライフワーク、ライスワークは自分の得意から選ぶことを勧める。好きだからと言って苦手を選べば苦労だけでいいことは無い。
    一生の仕事は慎重に選びたい。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.03

  • kurobutarogu

    kurobutarogu

    自閉症の当事者であり、動物学博士のテンプル・グランディンが自らの体験談もふまえて自閉症の世界を読み解いていく本。自閉症という一言では到底括れないこの症状は、人間ひとりひとりの脳がすべて違うように、症状もひとりひとりすべて違う。自分の症状を声に出して説明することが出来ない人達が沢山おり、まだまだ謎の部分が多いのが現実。そんな中でこの本はとても貴重だと感じる。皆が見えている線が自分には見えない、毛布の小さな繊維も棘で刺されているように感じたり、時間の流れがゆっくり過ぎてじっとしていられない。など。もちろん科学的な面からも沢山の解説がある。この本を読めば、不思議に思えた自閉症の方々の行動にも、寄り添って考えられる気がする。続きを読む

    投稿日:2014.10.17

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