【感想】世間とズレちゃうのはしょうがない

養老孟司, 伊集院光 / PHP研究所
(56件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
14
14
18
3
1

ブクログレビュー

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  • さとー

    さとー

    世間と自分の間を確認しながら調節したり、世間とズレちゃうのはしょうがないと思ったり、読みながら少しずつ楽になりました。無理しすぎないように生きていきたいと思います。

    投稿日:2024.04.09

  • 桂日之石

    桂日之石

    よく養老孟司のYouTube動画をみているが、頭のいい人って押し付けがましい人が多い印象だが、この人はゆるくて、どこか楽天的な雰囲気があっていい 世間とズレてるからって気後れせず、かといってエラぶりもせずにいたいとおもう続きを読む

    投稿日:2024.01.22

  • にこ

    にこ

    このレビューはネタバレを含みます

    ⚫︎受け取ったメッセージ

    秩序と無秩序、人工物と自然、脳と身体、好きなことと嫌いなこと
    二軸のバランスは同等に大切。そこに存在するのだから。

    養老氏は言う。

    「大丈夫です。どうせ死ぬんだからさ。思い詰めないこと。」


    ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 
    世間からはじき出されないことを願う理論派・伊集院光と、最初から世間からはみ出している理論超越派・養老孟司。博覧強記でゲーム好きという共通点がある二人が、世間との折り合いのつけ方を探ります。
    見た目が大きくて、子どものころから同級生との違いをひしひしと感じ、「世間からはじきだされることがこわかった」という伊集院さんは、不登校になった理由や落語の道に進んだわけを明かしつつ、「人間はそもそも群れの中で生きる動物。『他人に優しくなるほうが得』ということになるんじゃないかな」と語ります。
    一方「自分ははじめから世間から外れていた」と語る養老さんは、「都市においては、意識で扱えないものは排除されます」という都市論・世間論を展開。さらに、たまには世間から外れて世の中をながめてもいいんじゃないか、と世間から抜け出す方法を提案します。
    抱腹絶倒のトークから、世間とズレながら生きていくヒントが得られる一冊です。

    ⚫︎感想

    「大丈夫です。どうせ死ぬんだからさ。思い詰めないこと。」

    お二人の会話形式で、相反する秩序と無秩序をはじめとした考察が展開される。伊集院さんの物腰が心地よく、また例えもわかりやすい。
    戦争で価値観が180度変わったという体験はよく耳にする。経験から、言葉は信じないと養老孟司氏は言う。
    コントロールできるものとできないもの、無秩序を排除するのではなく、それはすでに存在する。バランスをとって、うまく生と付き合っていく。

    また、伊集院氏の、嫌いなことをあえてやってみる、という態度も素敵だと思った。好きなことをやるのは予定調和だが、嫌いだと思っていたことが、案外そうでもない時の喜びは大きいだろうし、満足感も大きいだろう。これも生活の中でバランスをとるひとつの方法だ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.01

  • きみ

    きみ

    うん、言いたいことはよくわかる、説明が難しいけど。普通ってなぁにってことかな。世間とズレていてもいいってことかな。ただズレていることを自覚することは必要かなと思う。

    投稿日:2023.12.22

  • Hangxi

    Hangxi

    伊集院光と養老孟司の二人による対談集です。二人は、どちらも世間からズレていると自認しており、そのズレをどのように受け入れ、生きていくかについて語り合います。

    間とズレてしまう理由や、ズレを受け入れるための方法など、さまざまなテーマについて議論されています。例えば、伊集院は、世間とズレてしまう理由として、自分の興味や関心が世間の常識と異なることや、自分の価値観が世間の価値観と異なることを挙げています。また、養老は、ズレを受け入れるための方法として、世間の常識にこだわらず、自分の感覚を大切にすることを説いています。
    伊集院光と養老孟司は、どちらも知性とユーモアあふれる人です。二人の対話は、時に笑いを誘い、時に考えさせてくれます。
    世間とズレてしまうことに悩んでいる人にとって、共感と勇気を与えてくれるものです。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.12

  • メメ

    メメ

    大好きなお二人の対談本、、、というか、気ままなお喋りの本です。知識の深さはさることながら、幾つになっても好奇心の潰えることのないお二人のように学び続けたいです。

    投稿日:2023.10.29

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