名古屋商科大学ビジネススクール ケースメソッドMBA実況中継04 行動経済学

岩澤誠一郎 / ディスカヴァー・トゥエンティワン
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
2
0
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Y'spp

    Y'spp

    顧客がシステム1に動かされているとき、ビジネスはどのようにそれをマネジメントすべきか?
    ①ビジネスとしては、顧客のシステム1を知ろうとしなければいけないということ。
    ②顧客がシステム1で動いている際には、顧客のシステム1へのアプローチが必要だということ。
    ③顧客の自由と尊厳を大事にしようということ。

    特に②については、
    システム2(分析・推論)による説得の前に、相手のシステム1(速い脳、知覚・感情・直感)をほぐし、説得を受け入れる素地をつくる必要がある。その基本はEmpathize、すなわち、相手の感情に入り込んで理解すること。良き理解者としてふるまうこと。そして、よき理解者であるというメッセージを相手に伝えること。傾聴すること、うなづくこと、賛意を示すこと、理解を示すこと。具体的なやり方はいろいろでしょうが、このプロセスに時間をかけ、仲良くなり、信頼されないことには、意味のある論理のコミュニケーションを始めることができないでしよう。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.28

  • nashville

    nashville

    このレビューはネタバレを含みます

    行動経済学について、実際の授業をベースにした構成がとられており、リアリティがあった。

    脳の中で「知覚」、「感情」、「直観」といったことにより最初に動かされるシステムを「システム1」と呼び、これは努力しなくても、自動的に素早く立ち上がる。
     一方、もうひとつの部分は分析や推論といった脳の活動に伴って動くもので、「システム2」と呼ばれる。これの立ち上げには労力が必要で、集中してコントロールしていないと動かない、しかもゆっくりとしか立ち上がらないという特徴がある。

     人は、「システム1」によって判断し、「システム2」に至る前に意思決定しがちなため、非合理的な意思決定をとってしまうというもの。本書では具体的な事例が6ケース、取り上げられている。

     印象に残ったのは毎月分配型投資信託をケースに取り上げた事例。「毎月分配型」、「年率20%」など、とても魅力的な語句を並べて、顧客のシステム1に働きかけるような商品パンフレットが例として掲載されていた。
     私はこの業界にいなければ、話上手な営業マンに、魅力的な語句を並べられ、おすすめですよ。と言われれば、システム2を立ち上げることなく、購買していたのではないかと思料。
     手数料稼ぎを目的に、あえて、システム1に頼った、システム2を立ち上がらせないためのセールスが積極的に行われていたとすると、残念な気持ちとなった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.01.14

  • 1429742番目の読書家

    1429742番目の読書家

    専門書でありながら、とても面白く、分かりやすかった。
    人のシステム1はバイアスだらけで、まともに判断してる気になっていることに、時折差し込まれているクイズを通して実感した。ビジネスケースもとても面白かったし、考えさせられた。

    人って面白いな、と思いつつ、人を相手にビジネスする際にこの行動経済学的知見は必須だと感じた
    続きを読む

    投稿日:2020.10.04

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

本棚の開き方(スマートフォン表示の場合)

画面左上にある「三」ボタンをクリック

サイドメニューが開いたら「(本棚アイコンの絵)」ボタンをクリック

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。