【感想】赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD（８）

僕はこのシリーズを読み続ける中で改めて理解したことがある。新聞ラジオテレビスクリーンと言ったマスを対象にしたメディアと言う存在についてだ。
禁酒時代にその禁酒で儲けを出し裏社会との繋がりが断てなくなっ…た好色男がかつてのヒーローだった。と言うのも、メディアが創り出した産物で有り、薄暗い心根を持つ薄暗い女が世の男の視線を釘付けにする女神になっていた。と言う事実に疑いもなく信じ込む事ができたマス。こう言った事実なき巨像に時代が躍らされていた。と捉える力を本作により教えられた◎ふとしたきっかけで本書を手に取り読み進め始めた今。ようやく新刊販売を待つ状態まで追いつけてホッとしている(^^)漫画という形式にとらわれず良書に出会えた感謝を今感じながらの投稿。続きを読む

トランボの復活で完結すれば作品としてきりが良いとは思うけれども
作者註にもあるように、ここまで来て終われないのもわかる。
最後までお付き合いしましょうｗ