【感想】働く女

群ようこ / 集英社文庫
(49件のレビュー)

総合評価:

平均 2.9
2
6
23
10
2

ブクログレビュー

"powered by"

  • なんてひだ

    なんてひだ

    ここから物語が始まるのに、そこで終わるんだ。斬新です。何回かループするのか思うたら、それっきりが斬新です。群さんの本当に読み易いし、サクッと仕舞えるし、何よりまた読みたくなる。働かないの、パンとスープとネコ日和が本当に好きで続編待ち遠しいです。続きを読む

    投稿日:2023.11.03

  • さりー*

    さりー*

    このレビューはネタバレを含みます

    働く女にもいろいろあるよなあ(しみじみ)結婚しないの攻撃には辟易するけど、昭和の時代に生まれてたらもっと言われてただろうしその意味では今でよかったかも笑

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.09.25

  • まっしべ

    まっしべ

    これまで『でも女』(9784087486919)・『ひとりの女』(9784087461268)と読んできてからの、群ようこ先生による『〜女』シリーズ三作品目を積読から手に取った。

    正直、過去の作品に登場した数々の女性主人公達は個人的にはスッと受け入れ難いというか、場合により嫌悪も抱いたので恐る恐る読み始めたが、案の定というか、やはりこの作品集も冒頭からしんどかった。

    10話収録。

    過去作品も含めた解説を読む限り、これら『〜女』シリーズ作品群は’共感’’リアル’’抱腹絶倒’みたいな点が魅力なのだと見受けたが、果たして本当にそうなのだろうか。
    いわゆるテンプレ的昭和の男性優位社会をこき下ろす、という方向性や’○○な女’的な女性同士のいざこざを面白がるというコンセプトはわかる。
    そうなんだけど、結局この物語を読んで何を感じとれば良いのかがちょっとよく分からない。
    溜飲を下げるにしても、どの話も突然終わってしまうので’え、だから?’と不完全燃焼だし、いざこざの模様も状況を書くだけ書いて’こんな女がいますよ〜’で終わってしまうのでオチもなければ読んだ我々のフラストレーションのはけ口もない。

    少なくとも10刷まで版を重ねているので売れている(売れた)のだろうと思うが、女性が読んだらまた違った感想になるのだろうか。

    とはいえ、〈だからおやじはイヤになる〉で描かれたパソコン普及黎明期の「プロバイダに接続しなきゃいけませんね」(p46)とか「ブラインド・タッチっていうんです。」(p49)みたいな文章はすごく懐かしくてホッとしたし、〈とりあえず子連れでレジを打つ〉は20年前当時の状況は言うに及ばず現在においてもシングル育児問題として実際感を持って読むことが出来た。確かに今の私の職場に乳幼児は連れていけんな…。


    10刷
    2022.8.24
    続きを読む

    投稿日:2022.08.24

  • メイ

    メイ

    働く、というのは改めて大変だと思いました。この本は20年ぐらい前に書かれた話ですが、今なら大問題(ハラスメント的な)になるような環境で耐えて、何か違うと思いながらも各話の主人公達はそれぞれの理由があり働いてます。今もそういう方はたくさんいると思います。

    何年か前に職場体験に来た中学生に「何のために働くのか?」という質問をされたとき、私は「生きていくため」と夢のない答えをしてしまいました。でも、今も同じ質問をされたら同じ答えです。それで「毎日楽しいのか?」と聞かれるとどちらかと言えば「楽しい」と答えると思います。仕事で嫌な思いや悲しい思いもしますが、嬉しい事、癒しがあり、あと同僚との(上司も含みます)たわいもない話が楽しいです。職場に恵まれているから楽しいと思います。

    だからなのか、「いろいろあって、おもしろい?」という話が私の状況と似てるので一番面白かったです。職種はまったく違いますが。

    続きを読む

    投稿日:2022.01.06

  • nami

    nami

    身近にある日常生活を書いとって読みやすかった。
    主人公と自分が共通する部分があったり
    共感できたりした。
    けど短編小説あるあるではあるけど、
    もっと続きが読みたかった。
    で...?
    ってなることがあった。

    けっきょくマジメは損をする?
    は本当に共感できた。
    頑張りよるだけなのに職場で浮いとるような感じ
    頑張りよるだけなのに、なんで?って思う。
    わかるわかるってなった。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.14

  • naganekosan

    naganekosan

    通勤用の図書館本。
    数人の女性が働く姿が短期的長期的問わず短編で書かれてる。かもなく不可もなくサラサラと読めて心にも特に残らない、正に通勤に最適な本。

    正直、今時こんな卑屈に働いてる女はいない。というかいたら邪魔くさいよなぁめんどくさくて。というのが感想。発行された時代もあるのかな、きっと。続きを読む

    投稿日:2021.03.02

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。