【感想】公務員版 悪魔の辞典

公務員実務用語研究会 / 学陽書房
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ゆきんこねこ

    ゆきんこねこ

    パラパラ読み。あるあるネタが多い。今まで経験上感じていたことが、こうやって本になっていると地方公務員共通してこういう風に思っているんだと感じることができた。軽い読み物。

    投稿日:2022.09.25

  • おじ

    おじ

    めちゃめちゃ面白いけど、位置付けが難しい本かな笑
    公務員になりたい人が読むとやる気が削がれ、若手が読むと負の面ばかりに目がいき、管理職が読むと「わかるわかる」ってなりそう。
    久々に声出して笑いながら読めたので個人的には満足。でも、やっぱり公務員ってコミュ力と説明力がない人には苦しい職場だよなぁ、と思わせてくれる。
    ただ、実用的な面もあって用語の解説や予算(主に財政課との戦い)などの項目は業務で活用してます。
    この内容を語り合える仲間が欲しいけど、同じ自治体では厳しいかな笑
    続きを読む

    投稿日:2020.05.25

  • yoichiokayama

    yoichiokayama

    アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』の地方公務員版。
    皮肉・ブラックユーモア・一刀両断など、地方公務員にまつわる用語が満載です。
    民間企業、一般社会とは異なる専門用語があふれる世界。
    カタカナ言葉や隠語まで、テキストには載っていない用語が定義してあります。

    会議〔かいぎ〕
    ①意思決定の責任を分散させるために、多くの部署の職員が参加させられる会合。②偉い人が自分の権力を見せつける場。③出席しているだけで、何となく仕事をしているように勘違いさせてくれる時間。④デキる職員はこの時間を活用して他の資料の読み込みなどを行う。⑤前夜の深酒をリカバリーする場として活用されることも。

    ワークショップ [work shop ]
    いろいろな立場の人が集まり、作業や体験を通じて、自由に意見を出し合い、提案などをまとめたり学んだりする場。必ずしも結論を出すことは求められず、付箋を大量消費しながら、「刺激になりました!」「気づきがありました!」とお互いの意識の高さを称え合うイベント。

    地域振興〔ちいきーしんこう]
    何をもって「地域振興」というのか、誰も理解していないのに、この用語を使うと、何となく会話が成立してしまうマジックワード。もしくは桃源郷。

    UJIターン「ゆーじぇーあいたーん]
    とにかく、大都市から住民を引きはがし、わが町に定住させようとする強引な手法のこと。これを誘導する職員は、「ユー、ウチの町にターンしちゃいなよ!」と言うとか、言わないとか。
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    投稿日:2019.12.12

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