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宇佐美まこと / 角川ホラー文庫 (15件のレビュー)
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kaorukaeru
7作品収録の短編集 タイトルの「るんびにの子供」は「幽」怪談文学賞短編部門の大賞だそうです いずれの作品もそれ系な感じでした まぁホラー文庫でもありますし 個人的には「とびだす絵本」が気に入りました
投稿日:2024.03.23
aviwynks
るんびにの子供 宇佐美まことさんのデビュー作ということで期待して読んでみたけど期待を裏切らない。 人間の闇と怪異がうまいこと混ざって醸し出る仄暗い雰囲気 決して煽らず大袈裟でもなく、静かに淡々と暗い…ものが周りを包んでいくような感覚でした。大満足の読後感。 「とびだす絵本」は小さい頃自分が夢見ていたものがそのまま物語になっているようでびっくり。この本の中ではこれだけ異質でホラーよりもファンタジー寄りな気もしましたが私は好きでした。続きを読む
投稿日:2024.01.04
はなちゃん
宇佐美まことさんのデビュー作。 受賞作を含む短編7篇が収録された作品でした。 夏だし暑いしたまにはホラーでも… と思って手に取った作品。 いやぁ、まず文庫の装丁…怖すぎます。 ブックカバー必須ですね…笑 るんびにの子供 柘榴の家 手袋 キリコ とびだす絵本 獺祭 狼魄 解説は岩井志麻子さん さてさてホラー作品って初めてでしたが、意外にサクサク読めました。そして読み進めるにつれ、次第に高まるゾワゾワ感。なかなか楽しめました。 映画や漫画と違って、特にこの様なホラー作品では読者がこの世界観をどの位想像して、脳内で展開し彩り良く描けるかが肝ですね。 その意味で、どの作品も注意力散漫になることなく没頭させるストーリーでした。 短編だけに凝った伏線回収等はありませんが、その分直球勝負で面白かったです。割と女性目線が強いので、女性の方が没入しちゃうかもしれません。 私は特に『柘榴の家』と『とびだす絵本』が印象に残りました。 ホラーというか地上波の『世にも奇妙な物○』みたいな不思議な物語でした。続きを読む
投稿日:2023.07.20
ひいと
るんびにの子供 / #宇佐美まこと 07年にデビューした作家さん! 初めて読みました。中国の呪具、ラン・ポォーの話が好み。人を呪い殺すという狼の脚を巡り戦時中のストーリーと現代での使い方が描かれる…。文章や言葉の選び方もとても上品で大変好ましい作家さんでした!他の作品もぜひ読みたい。 続きを読む
投稿日:2022.09.28
dai-4
宇佐美真まことのホラーってことで、個人的・夏のホラー特集の一環として。7編を収める短編集。やっぱりでも、根っからのホラー好きではないのかな。それなりに楽しめはしたけど…みたいな。
投稿日:2022.09.06
もっこ
初めましての作家さん。 るんびにの子供・柘榴の家・手袋・キリコ・飛び出す絵本・ 獺祭(だっさい)・狼魄(ラン・ポー) デビュー作 7つのホラー短編集 これがデビュー作だなんて、恐ろしい 既に完成され…ていると言っても過言ではない 何かを予想させながら、軽くかわして 我慢して我慢して復讐を遂げるという感じで 別の意味でもゾっとする。 やはりホラーって、色んな怖さがあった方が 面白いし、うわぁ・・・って思わせてくれるのも それらを淡々と語ってくれるのも、ホラーの醍醐味だと 思ってしまう今日この頃です(^◇^;)続きを読む
投稿日:2022.07.25
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