【感想】教師という接客業

前半は、愚痴をずっと聞いている感じでした。最後の方に教師とはこうあるべきということが書いてありましたが、その部分の量がもっと多かったらなあ・・・という感想です。自分自身の自己保身の姿勢という意識を変え…ていきたいです。続きを読む

嘘のようなリアルな保護者の苦情がとても興味深かった。実際には一部の保護者が声高に言ってるだけなのだが、公教育は少数派を見捨ててはいけないという体質がある。ただ、マイノリティを大切に育てることと、マイノ…リティの言いなりになるというのは決して同じことではない。続きを読む

・具体例が多く、教員でもそうでない人でもとっつきやすい本である。
・接客業として教員の仕事を捉え直した時に、顧客とは一体誰なのか、未だに考えさせられている。（書籍内では「今の生徒の10年後」と考えてみ…ればどうかという提案がある）→ストンと落ちた
・結論としては今のままではいけないということ。
・社会の構造や認識を変えるのは難しいとは思うが、このままの学校教育が続くと、教えなければいけないことや学ばせないといけないことを伝える機会がどんどん減っていくと思う。
・学校はどんどん過ごしやすい環境へと向かっているが、社会は昔とあまり変わらず、厳しく荒波に揉まれるようなことも多い。このねじれが、解消できないと、いきなり新卒で辞めたり心を病んだりしてしまう人が後を絶たないだろう。
・どうすれば良いか改善策は思いつかないのがもどかしい。社会の認識も構造も変わらないだろう。続きを読む

基本は教師のグチ。後半は同僚への激励。
社会問題を扱っているようにみえて、その原因や仕組み、解決策や時代の流れなど深く考察されていない主観的な内容。