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百田尚樹 / 文春文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
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shiro
上巻後半中巻前半が少年期の泥臭くも勢いのある囲碁の戦いで、読んでいてワクワクするような話だった。 一進一退で主人公と丈和が自らの技を高め合うのが格好よくもあった。 ただ、後半にかけては勝負が碁盤の上で…はなく政治的なものになってしまったのが残念。 駆け引きばかりで何となく名人と言うものに良い印象が無くなってしまった。 囲碁界の頂点なのだからもっと正々堂々と争ってほしいと思ってしまう。 果たしてこれから主人公はどうするのか。続きを読む
投稿日:2022.12.03
masato
幕末の時代、囲碁の風雲児と呼ばれた幻庵の生涯を語った物語。 どこまでが史実で、何が創作なのかわかりません。 なので、どちらかというと囲碁ドキュメンタリといった感じです。 囲碁の知識がないと、読み進める…のは辛そう 中巻では、 丈和が本因坊家の当主となり、ついには名人就任に向けて動き出します。 それを阻止しようとする因碩。 当然因碩も名人になろうと画策しています。 これが、囲碁の戦いで阻止というより、それぞれのロビー活動というか政治的な駆け引きで争うことになります。 ちょっと残念なのですが、そういうモノなんでしょうね。 ついには丈和によって因碩は嵌められてしまいます。 丈和は名人になれるのか... 下巻に続く続きを読む
投稿日:2022.05.01
E.Mogura
上巻を読んだのが昨年11月で、3ヶ月も空いてしまったのと、登場人物の名前がコロコロ変わるので、おさらいするのに少々手間取りました。 ようやく、互先とか先々先の用語に慣れてきて、いよいよ色物も登場か・…・・と期待したのも、あっという間でした。続きを読む
投稿日:2021.02.16
マサ爺
自分は将棋や囲碁のルールが全く判らへんのやが、1ヶ月以上かかって何とか上中下3巻完読や。囲碁好きには堪らん小説やろなぁ。しかし麻雀好きな自分にとっては、阿佐田哲也の牌符が有る小説の方が馴染むな。
投稿日:2020.11.30
ヒューイチ
囲碁の話の中巻! 名門中の名門 本因坊家で着実に強きを積み上げる丈和! 服部因淑の下を巣立ち井上安節と名を変えた主人公も 一歩一歩と着実に神の一手に近づいていく・・・ 囲碁の棋譜を基にドラマが…生み出される 本書を読むと囲碁が強くなった気になります 下巻に期待!続きを読む
投稿日:2020.09.12
kitarouchan
第四章 桶狭間 第五章 両国小町 第六章 天保の内訌 もうゲームではなく、試合というか囲碁という手段で戦っている。そこまで想いを入れられるのはなぜだろう。囲碁の世界しか見ていないと言えるし、それだけ…深く見ているともいえると思う。 内訌 って? 調べてみた。 訌 は、乱れること。内訌 は内が乱れること。内乱。 もともと「天保の内訌」と言われていたのね。続きを読む
投稿日:2020.08.17
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