【感想】9歳のこころのじてん

パク・ソンウ, キム・ヒョウン, 清水知佐子 / 小学館
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • かとのひも

    かとのひも

    心や気持ちを表す言葉をその言葉を表す場面や例文といっしょに紹介する。

    こんなときはこうする…といった啓発本ではなく、こんな気持ちや場面ではこの言葉を使うんだよという本。

    自分の気持ちを上手く話せないキッズと一緒に言葉を探してみたり、他の人も同じ気持ちなんだって気付いたり、この言葉を体験したことあるかなって考えてみたりしたい。

    韓国発の児童書。国が違っても、同じことで悩んだり、嬉しく思ったり、悲しい気持ちになるんだなって、お隣の国だからこその共感って大事だよなあと思う。

    ☆「ふしぎだ」の例文、「おっちょこちょいのお兄ちゃんがテストで100点を取ったんだって」に笑った。
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    投稿日:2021.05.29

  • rea1i2e

    rea1i2e

    産経新聞の書評に載っていて興味を持った。コミュニケーションが上手くなるには自分の感情を上手に表現できる必要があって、自分自身や息子たちの感情表現のヒントになればいいなと思って読んだ。

    この本の中に「うらめしい」という表現が出てくる。これは、「気に入らないことをほかの人や物のせいにしたり、いやだなと思ったりする」と説明されていた。

    こういう感情になっているときに、その感情を「うらめしい」と自分で表現するだろうか。気に入らないことをほかの人や物のせいにしていると自覚しながら、「うらめしい」と。だから変だなと感じた。

    その後、「ひねくれる」という表現も出てきた。これを見て思った。感情表現は、その場で自分の感情を表現するだけじゃなくて、後になって「あのとき感じたい感情は、●●だな」と振り返るときにも必要だと。

    あのとき自分は、ひねくれてたんだ。
    あのとき自分は、うらめしい気持ちになっていたんだ。

    こうやって後から気持ちを整理できると、これからどうすればいいのかがわかるんじゃないかな。

    韓国の方が書いた本で、それを翻訳したものなので、ちょっと違和感あるなという表現もあったけど、面白かった。

    息子に、「ふしぎだ」ってなに?って聞かれて、その場で子供騙しのコイン手品を披露した。素直に不思議がってくれた。これが「ふしぎだ」だよと教えた。
    子どもに何か教えるとき、こんなふうに実感してもらえる教え方がいいなと思った。
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    投稿日:2020.11.06

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