チンギス紀 七 虎落

北方謙三 / 集英社文芸単行本
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
4
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2
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ブクログレビュー

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  • windfuku

    windfuku

    このレビューはネタバレを含みます

    過去テムジンと親交があり盟友であったジャムカが袂を分ち戦いが始まる。親金連合のキャト氏の領土拡大を果すテムジン軍とトオリル・カン率いるケイトレ王国 vs 反金の旗の下過去の確執を乗越え連合を成すジャンダラン氏のジャムカ軍、メルキト族のアインガ軍、タイチトウ氏のタルグダイ軍との戦いが始まる。反金の連合を成す際にジャムカ、アインガ、タルグダイは3人で話合いでジャムカが連合軍長に就く。連合軍集結の際タイチトウ軍に紛れたジャムカの一軍が、アウラガ(テムジンの家族等が寄る拠点)を襲うも病床のベルグティ(テムジン異母弟)の死守、ムカリ率いる電光隊が駆けつける事で事なきを得る。砂漠から草原へ戦いの場を移しながら其々の軍どうしでの戦いが繰り広げられアインガ(メルキト族)軍とアルワン•ネク(ケイトレ王国)軍が愚直に長時間ぶつかり合う。ジャカ•ガンボ(ケイトレ王国)がタルグダイ(タイチトウ氏)の副官を撃つ。混戦が続くもタルグダイ率いる軍を集中して攻め潰走させた後、ジャムカ&アインガ軍との戦いに勝ったテムジンは、タイチトウ氏、ジャンダラン氏を併合してモンゴル族の草原の統一を果す。親金で連合したトオリル•カンのケイトレ王国、アインガのメルキト族と拮抗する力を持つもどうしても敗者たるジャムカに気持ちが寄って死んではいないが寂し気持ちになる。テムジン軍ので遊撃隊長ムカリは、水滸伝〜岳飛伝で生き抜いた史進を彷彿させる。
    うむ〜毎度、登場人物が多く其々の戦いの場面では頭が付いて行かず文頭の登場人物を見返しながら何とか完読する。敗走したジャムカ、アインガ、タルグダイも生きているので今後の絡みも楽しみだ。

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    投稿日:2020.10.24

  • root3

    root3

    このレビューはネタバレを含みます

    長い!細かすぎてついて行けない!草原を二分する戦い~草原を二分する勢力、トオリル・カンとテムジンの親金勢は強固な絆がある。反金勢力は、メルキト族のアインガ、ジャンダラン氏のジャムカ、タイチウト氏のタルグダイだ。反金三者の連合がなり、盟主にはジャムカが立って、大軍同士の戦いが始まる。黒林でメルキト族とジャンダラン氏は集合し、タイチウト氏はキャト氏を大きく南に迂回して戦場へと赴く。立ち向かうのはキャト氏のテムジン軍だけだ。メルキトが重い腰を上げたとき、ジャムカがタイチウト氏に紛れ込ませていた千騎がテムジンの本拠であるアウラガを襲う。始めて出来た療養所に居はテムジンの弟・ベルグティが具足を着けて援軍が来るまで守り抜いて、戦死した。草原での戦いはアインガとケレイトのアルワン・ネクが一歩も引かず押し合いをしていて膠着していた。テムジンはカサルとテムゲという弟をメルキトに突っ込ませ、負けた形で戦場を変える作戦に出た。トオリル・カンとの打ち合わせもせず、自由に戦場を駆け回るが、膠着を破るため、精強となったタイチウト氏のタルグアイをテムジン全軍で攻め、遂に潰走させて、戦局を打開し、タイチウト氏もジャンダラン氏もテムジンの支配下に入れ、モンゴル族の統一がなった~アインガは当然生きているし、ジャムカも南に逃れて生きているだろうし、タルグダイもトクトアの元で生きているだろう。再度の出番もあるでしょうね。ああ戦闘シーンは読み飛ばしてはいるが疲れる

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    投稿日:2020.08.26

  • 稲石浩司

    稲石浩司

    このレビューはネタバレを含みます

    チンギスカンを描く中国歴史小説の7巻目。

    いよいよ、モンゴル族とケレイト王国、メルキト族の決戦の巻になりました。
    結果は史実通りケレイト王国と共同戦線を張ったチンギスの勝ちです。
    これでモンゴル族はチンギスの下で統一されていくわけですが、次に控えるはケレイト王国となるはずです。
    大水滸では決戦のたびごとに主要人物が続々死んでいったのですが、本作ではチンギスの異母弟のベルグティが漢らしく逝きます。
    こうゆう漢を描かせる天下一品です。
    また暫くは大戦はなさそうな展開が続くのでしょうかね。

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    投稿日:2020.08.17

  • breadandbook

    breadandbook

    テムジンはトオリル・カンと、ジャムカ、タルグダイ、アインガ3者は手を結び大連合築く、いよいよ雌雄を決す。
    戦闘シーン、一気に駆け抜け読了。モンゴル族の統一、読み終わってほっと一息。テムジンがどんな考えをするか、どう臨んでいくか、いつも楽しみ。戦いは終われども、息もあっていたジャムかとこれからどうなっていくのか、殺さねばならないし、二人の行方が気になってしょうがない。トオリル・カンは老獪だし、それぞれ癖がありつつ魅力的な登場人物だからそれぞれのその後、草原の行方がまだまだ気になるのだ。続きを読む

    投稿日:2020.07.28

  • ボマルツォ

    ボマルツォ

    今回はもう闘いまくり。これでもかと戦闘シーンが続いて、どうやって戦いの流れを考えて文章にしてるのか、プロの理解を超えた領域を感じた。そしてこの第七巻の最大の見せ場は、テムジンの異母弟、ベルグティだろう。ぐっときた。続きを読む

    投稿日:2020.07.06

  • sugahata

    sugahata

    ケレイトと組んだテムジンが、ジャムカを総大将としたジャンダラン、タイチウト、メルキト連合と激突! テムジンがついにモンゴルを統一する。次は、VSケレイト。トオリル・カンか? 草原の覇権争いが本格的に始まる。続きを読む

    投稿日:2020.05.09

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