【感想】時計仕掛けの歪んだ罠

アルネ・ダール, 田口俊樹 / 小学館文庫
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
2
9
7
1
1

ブクログレビュー

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  • 杳

    このレビューはネタバレを含みます

    北欧ミステリーが好きだ。僕は訳の方も結構好きだし合ってたけどなあ。どうしようもない絶望…完全に道が閉じられるって言うのを体験できる(したくないけど)。やっぱり独特なんだよな…癖になる。重くて寒くてただただ痛い。少女たちが生きていてよかったなあ。シル……推してたのに……。登場人物がみんな魅力的で…やりとりも好きだな〜って場面が結構あった。確かに大雑把だなあって思うところもあったけどそれ含めてハラハラ楽しく読めました。続編も読みたいな。

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    投稿日:2023.12.07

  • kemukemu

    kemukemu

    「怒涛の展開」
    こんなにこの言葉が似合うミステリーは、滅多にない。

    どんな感想を書こうとしても、全てネタバレになるような気がして、書けない。

    北欧ミステリーは好物だけど、またひと味違う。
    印象的なのは「雨」……。

    でも、最後だけは気に入らない。
    次を「読まなければいけない」のと、「読みたくて仕方ない」は、違う。
    だからちょっと残念。
    なぜそう思うかは、やっぱりネタバレ。
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    投稿日:2023.10.04

  • るう

    るう

    このレビューはネタバレを含みます

    いっちばん最後の最後でうわぁ〜って声が出てしまった。あぁああ。こわぁ〜。。

    他の方のレビュー見たら、どうやらシリーズは5作出ていて、そのうち2作目までは翻訳されることが決まってるらしい。

    アレックス読んだ時も思ったが…翻訳モノは苦手かもしれないなぁ。というか、ジェフェリーアーチャーとかスティーブンキングとか、ほとんどアメリカの作家さんしか読んでないからかも…アガサクリスティは読んだけど、数十年前で昔の訳って感じあるし。
    あ、そもそも非英語→英語→日本語 って訳されてるのね。え、これどういう意味?みたいなことが多々あってなかなか読み進むのに骨が折れた…

    ベリエルが何を感じて何を考えているのか?
    主人公の過去や感情が伏せられたままで話が進むパターンはたくさんあるけれど、それが作者の意図なのか、私が文章読みきれてないからなのか、掴みかねたままだった。。

    前半もしかして犯人はベリエルの過去絡み?と思っていたら、怪しかった女が実は子供の頃の同窓生ででも公安警察で、でもさらにもう一枚あったのが、個人と組織の力の違いが見せつけられてよかった。

    タイトルの「時計仕掛け」はどういうことなのかな?英題「Watching You」。えええ?って感じ。それってヴィリアムが、ベリエルを、てこと?タイトル知ってたら読んだ感じもまた違ったかも。

    でも前半と後半で展開が変わった後も、ベリエルの性格パターンが今ひとつわからないのでなかなか感情移入できなかったんだよな…

    前半の歯車や、ベリエルの不安定さや、ちょいちょい挟まってる何かの過去の記憶?、後半は違う意味での不安(誰が敵か?)、全体的に不安要素がいっぱいで、最後に彼が死んでも何も明確にならず(文字通り、何も!明確には)
    モヤモヤが続いたままラストでアレ。。。。

    やっぱりコレ、ちょうどこの間まで見てたエルピスで、関係者が口封じに殺されるアレかな??っていう。。。

    でもラストのあれのおかげで続きが読みたくなった。ISとかイスラムとか出てきてたし、なんか壮大な話になるのかな…

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    投稿日:2023.01.04

  • ももりんご

    ももりんご

    読了してすぐ、続編が読みたい‼︎と思った。
    終わり方は後味が悪かったけど…
    各場面ごとの展開の激しさに引っ張られて読み進んだ。


    翻訳ものではどれもそうだけど、
    登場人物の名前がなかなか覚えられず、巻頭の人物リストに助けられてます!続きを読む

    投稿日:2022.12.04

  • 家計法廷

    家計法廷

    このレビューはネタバレを含みます

    初のアルネ・ダール。
    翻訳ミステリ大賞シンジケートで紹介されていて読みたくなったので。

    評判どおり、物凄く面白かった!
    食傷気味だった北欧ミステリかつはみ出し刑事ものではあるけど、そんなこと吹っ飛ばすほどに面白かった。

    話の入りは北欧刑事ものではあるが、特に第二部の取調室の攻防以降、印象がガラリと変わる(この攻防自体も面白い)。ここまで先が気になり、ページをめくる手が止まらない小説も久しぶりだった。

    最後は、多分賛否両論なんだろうけど、個人的にはいい知れぬゾッとする感じも素晴らしいと思った。
    シーズンが続くというか。

    シリーズとしては5作くらい出てて、ただ翻訳は2冊目までらしい。非常に楽しみにしているので、どうか最後まで翻訳されますように。

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    投稿日:2022.11.24

  • 小野不一

    小野不一

    田口俊樹の文章が苦手だ。散々悪口を書いてきたが、やはり駄目だった。石田善彦と田口は避けた方がよさそうだ。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2022/11/10/143524続きを読む

    投稿日:2022.11.10

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