【感想】日本語をどう書くか

柳父章 / 角川ソフィア文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • shisaku1024

    shisaku1024

    本当に凄い本だ。
    我々は日常的に日本語を話したり書いたりしている。
    その日本語は一体いつから今のような形になったのか。
    その答えが明確に記されている。

    当たり前のように使っている句読点や段落が、実は比較的最近になって使われ出したことを知る。
    そして当たり前過ぎて「考えもしなかったこと」を知った。

    巷では常識を疑えなどと言われることがあるが、当たり前を当たり前に思わない難しさを改めて思い知らされた。

    「日本語をどう書くか」
    このタイトルを見て期待した内容でなかったが、予想を遥かに超える知性に触れられて、日本語とは何かという視点が得られたと思う。
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    投稿日:2023.07.13

  • Akiyoshi MIKI@BizFolio

    Akiyoshi MIKI@BizFolio

    たまたま、「デカルトはそんなこと言ってない」という本のタイトルが誤訳で、「言ってなかった」が正しい、というAmazonの投稿レビューを見ました。

    しかし本書によれば、それは西洋の基準に照らした間違った考えです。

    日本語は過去形、現在形、未来形では無く、確定された状態か未確定の状態か、の2つで表現します。

    学校で習った文法がいままで常識と思っていた人には目から鱗の内容かも
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    投稿日:2022.01.03

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