【感想】ティファニーで朝食を(新潮文庫)

トルーマン・カポーティ, 村上春樹 / 新潮文庫
(349件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
85
116
93
10
2

ブクログレビュー

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  • as

    as

    このレビューはネタバレを含みます

    映画を初めて見て、違和感を感じてしまったので原作を読んでみたら、とても好みだった。そう!ホリーは永遠に手に入らないひと、掴めない自由さ!

    それを悲しく思ったり淋しく思ったり切なく思ったりするのも、きっと凝り固まってるの 人の幸せなんて決められないのに 自由ってわるいこと?

    なんだか、映画では「間違った考えを目覚めさせる物語」「ほらこれが愛だ、幸せだろう」ってのが押し付けられた感じがして。私の中のホリーが一瞬でホリーじゃなくなっちゃった。別の作品だと思って愛することにする

    原作の中の「私」は「安住の地」に惹かれ、ホリーにもそういう場所ができるようにって願ってたけど、
    自分はどうしてもホリー的立場に立ってしまうので何となく嫌だった。凝り固まってる。世間一般の考えっていうのかな おしつけてこないで
    ホリーは自由な旅人なの 儀式的に一生一緒にいる誰かを決めて、優しさと暖かさと変わらない日常に拘束されて、その地に永遠に立ち止まるなんてつまらないし絶対イヤ 言い方悪いけど、心の底から
    私が幼いから?

    ホリーが捨てた猫は、最終的にその後他の人に拾われて、暖かそうな部屋で飼われてた ホリーとは対照的で、きっと彼女はこうなりたくないと思っているのではないかと感じる わたしもなりたくない

    個人的に龍口さんの後書きも好きだった

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    投稿日:2024.03.27

  • くろもも

    くろもも

    中々小難しく咀嚼しきれているとは言えない。
    ホリーゴライトリーという自由奔放・天真爛漫なヒロインの華やかなる社交界とぱっとしない主人公との接触。

    投稿日:2024.03.13

  • ara

    ara

    翻訳本が難しいのか,村上春樹が難しいのか,,なかなか入り込めなかった。ホリー・ゴライトリーを演じたオードリーヘップバーンが想像できないな

    投稿日:2024.03.09

  • i-アイ-

    i-アイ-

    ホリーの純真無垢というか天真爛漫、自分に正直で真っ直ぐなところ、自由奔放さが素敵だと思いました。最後のネコの話で、「失くしてからしか大切なものだと気づかない」のだと痛感しました。
    面白くて素敵な話だった。
    読んでから、初めて映画を見たけどオードリーヘップバーンがほんとに素敵。ホリーにピッタリ。
    原作とは少し違った話だったけど、原作読んだ後だからこそ楽しめた!
    ニューヨークに行きたくなりました
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    投稿日:2024.02.13

  • まい

    まい

    無垢さとその喪失がジーンと残るお話たちだった
    物事の見え方と表現の仕方も好きだった
    "レモン色の日だまり"

    --
    私が泣くのは大人になりすぎたからだよ

    人がこれまで常に目にしてきたもの、それがまさに神様のお姿だったんだよ。
    私はね、今日という日を目に焼き付けたまま、今ここでぽっくりと死んでしまってもかまわないよ
    続きを読む

    投稿日:2024.01.28

  • LENO

    LENO

    村上春樹の流れるような文章とトルーマン・カポーティのマッチングが素晴らしい。
    クリスマスの思い出入ってたの知らなかった。

    投稿日:2024.01.11

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