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田中啓文 / 実業之日本社文庫 (5件のレビュー)
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Pukasan
いやぁ、お見事。 剣豪・宮本武蔵が明治の世にタイムスリップする話なわけですが、小ネタとスペシャルゲストが満載で、後半ずっとゲラゲラ笑ってました。サメ一匹をクジラ十頭と法螺を吹いてた武蔵が貫き通した見事…な生き様でございました。続きを読む
投稿日:2020.11.09
69hach
ちゃんと落語的なオチが付くのがさすがという所でしたw とんでも時代小説の部類ですが、明治文豪あたりの話が好きな方は読んでいて楽しいかもしれません。 そして武蔵がいいヤツで心がぽかぽかしますw ハートフ…ルSF時代劇という感じ。続きを読む
投稿日:2020.10.03
kaz72
読み始めは、おっ、山田風太郎の「忍法帖」と「明治もの」の融合かと期待しましたが、ハインラインときましたか。
投稿日:2020.07.23
tuppence
武蔵のキャラが最高! まっすぐで素直で一本気。 タイムスリップものとは知らなかったのでびっくりしたけど、武蔵が柔軟に順応していて素晴しい。 そこで出会う明治の文豪たち。 樋口一葉や正岡子規をはじめなん…ともぜいたく。 武蔵は宗教に対してもフラットに受け入れている。 帝大剣術同好会の傲慢で卑劣な様とは大違い。 もう、あいつら、どうしてくれようってギリギリ歯ぎしりで読んでいたし。 人力車夫としての活躍もかっこいい。 自由な想像力、発想力で小説まで書き上げる武蔵は本当に素晴しい。 最後、そうきますか。 あぁ、武蔵の書いた小説が読んでみたい。続きを読む
投稿日:2020.06.18
ちい
著者について 田中啓文 1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する縁」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。200…2年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ほかの著書に『警視庁陰陽寮オニマル』『サキソフォンに棲む狐』『浮世奉行と三悪人』『シャーロック・ホームズたちの冒険』各シリーズなど多数。続きを読む
投稿日:2020.06.16
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